愛するファンのために 新井貴浩(38)の覚悟 《後編》 | |
新井はいま、愛し愛されながら戦っている。 新井の復帰 ファン:なんでアイツかえってきたんや?っていうんじゃなしに、やっぱり地元からすればうれしい。泣きそうなくらい嬉しかったですもんね。 ファン:カープを盛り上げてくれる存在。 ファン:新井さんがいなかったら今のカープはもっと下の順位なんじゃないかなと。 ファン:今では「広島の4番は新井選手」だなぁって思います。 カープファンを虜にするのはこのフルスイング。それは今も昔も変わらない新井の代名詞だ。 石井:僕は対戦してて、ボールとバットがこんなに離れてるのにものすごいフルスイングしてて、「全然違うところ振ってるでしょ!」っていう時もあれば、ポコーンと打たれたりもするし、フルスイングはすごい魅力的。投げる側も怖いですし。 新井:実際、石井さんと対戦した時は真剣に投げられてなかったですからね。「お前か…」みたいな感じで、ここで手を抜いてっていう感じで。 石井:今になっても、その時と変わらないスイングをするから、やっぱり練習は常にやってるんだなという。 新井:そうですね。若い頃は「やった」というより「やらされました」。ケガしたらお前が悪いんだからみたいな感じでコーチに言われて、ケガをするまでやるみたいな感じで。 新井:当時は嫌だったんですけど、いま考えると若い時があったから今があるんだという風に思いますね。 自分を育ててくれた広島でプロ野球人生を終える。その覚悟を受け入れてくれたチームとファンの為に戦う38歳は、混セをさらに盛り上げるだろう。 混セ制覇へ 石井:今年の10月に自分がどうありたいですか? 新井:やっぱり…優勝したいですよね。そういうことを想像ばかりしてます。最高の結果を想像して、1日1日やってます。 石井:負担になるかもしれないですけど、まだいけるでしょ!もっと成績残してよ!!と思っちゃう。 新井:そうなるように頑張ります(笑) ── フジテレビ「LIVE2015ニュースJAPAN&すぽると!」(3日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋/プライバシーに配慮し、一般の方には「ぼかし」をかけさせて頂いております。 | |
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