野間峻祥 日々の経験を糧に後半戦に飛躍へ |
21日、8回に勝ち越した直後に打席に入ったのは、ルーキーながら1軍に居続けている野間でした。 勝利を大きく手繰り寄せる一打の裏には、プロとして戦う中で得た経験が活きていると野間は語ります。 野間:前の日もチャンスで凡退していたので、打ちたかったというか。 タイムリーを打った前日、野間は勝負を左右される場面で起用されます。1点ビハインドの9回、1アウト二塁での代打でした。 結果はバットを折られてのショートゴロ。緒方監督の期待に応えることができませんでした。 野間:0ストライク2ボールだっただけにファールでも良かったかなと、もうちょっと割り切って引っ張るぐらいの気持ちで入れば良かったです。 野間:自分の中でも消極的な部分があったのかなと思います。 消極的だったという反省を活かし、翌日は初球から積極的に打ちに行った野間。気持ちの部分で好結果を掴み取りましたが、この一打に隠された成長は精神面だけではありません。 左投手を相手に、しっかりとタメを作って放ったライト前ヒット。このバッティングは練習で取り組んできたことが形となって表れたものです。 試合前のティー打撃、今月から逆手でスイングすることで、右肩が開かないスイングを身に付けようとしています。全てはプロの舞台で戦っていくために。 野間:真っすぐのスピードだったり、キレであったり、変化球であったり、シーズンに入ると全てにおいてオープン戦とは違うなと本当に感じました。 野間:今はスタメンで出る機会が少なくなってきているので、この前のように少ないチャンスで1本を打って、スタメンで出してもらえるように、どんどん結果を出して頑張っていきたいと思います。 打撃面では課題を感じている野間ですが、走塁面では十分通用する自信を持っています。21日の試合でも野間の俊足が同点に追いつく貴重な得点を生み出しました。 解説の山本浩二さん:野間の足って見ていてきれいですよね。気持ちいいです。 1点の重みが増していく夏場、いかにして得点を奪っていくかを考えた時に球界トップクラスの俊足は大きな武器になります。 感覚を掴み始めているバッティング。そして誰もが認める走力。成長過程にある若鯉が24年ぶりの悲願達成のカギを握る存在になるかもしれません。 野間:黒田さんが帰ってきて、新井さんも帰ってきて、ファンの方の期待がとても大きいというのは1年目の僕にも伝わってきています。そこでずっと1軍に置いてもらっているのもありますし。若さを出してチームに少しでも貢献できるように頑張っていきたいと思います。 ── 広島テレビ「進め!スポーツ元気丸」(26日放送) |
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