赤き魂を宿した 青い目のサムライ (1/3) | ||
名スカウトなくして、名選手なし。 優勝を狙えるチーム力。その影には、選手をチームに導いたスカウト陣のあくなき日々がある。 その中に全米を歩き回り、あらたな戦力を見出さんとしている男がいる。元広島カープ、エリック・シュールストロム。 全国紙で「12球団きっての名スカウト」と称され、記憶と記録に残る外国人選手を送り込み続ける、その手腕。そこには知られざる、人間・シュールストロムの深きカープ愛が息づいていた。 シュールストロムがスカウトした選手 コルビー・ルイス、ラロッカ、べイル、ミコライオ、サファテなど 世間がミレニアムに湧いた2000年。5年前までメジャーリーガーとして活躍していたシュールストロムは、バーテンダーのバイトで食いつなぐ生活を余儀なくされていた。 新天地を求め日本ハムに入団するも、肩を痛めて退団。 バイトをしながら1年間リハビリを続けていたが、心の底では野球人生の終わりを覚悟していた。 そんな時、手を差し伸べた球団。それは15歳の時にリトルリーグの遠征で訪れた街、広島だった。 シュール:思いがけないチャンスをもらいました。日本を訪れた時はまだ15歳だったので、日本の全てを理解していたとは思いません。ただ、初めて訪れた国ではなかったですし、大好きだったので、入団テストで行けることになった時は興奮しました。 カープの一員となったシュールストロムはクローザーとして活躍。しかし…。 ── 広島ホームテレビ「鯉のはなシアター」(23日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 | ||
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安芸の者がゆく@カープ情報ブログ
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