緒方孝市新監督 今季の構想は |
緒方監督:新戦力も若い人も、本当に一つのポジションに3~5人ぐらいいる中で競争してポジション獲らないといけないような所もあるし、そういうポジション争い、競争というのは高いレベルでやってくれると思うんで、楽しみにしてます。 4つの外国人枠 6人で争う このシーズンオフ、積極的に進めたのが外国人の整備です。 昨シーズン在籍した7人の外国人のうち、エルドレッド選手をはじめ、3人が残留。 そして新外国人左腕2人に加え、大リーグ通算ホームラン25本のグスマン選手を獲得。中軸として期待されるグスマン選手をはじめ、4つの外国人枠を6人で争う競争が待っています。 緒方監督:(外国人)野手に関して言えばファーストかレフトですよね。まず、その二つのポジションを3人の外国人の中で競争になって、2人が残るという形です。 緒方監督:結果を残した人は1軍に残る、試合に出る、という形でシンプルに考えています。昨年で言えばエルドレッドがホームラン王というタイトルを獲ったにせよ、もちろん開幕からスタメンで名を連ねるかは分からないし、それは。 緒方監督:それはもうキャンプからオープン戦にかけての調子も見させてもらうし、見極めさせてももらうし、タイトル獲ったから優先するという事はないです。 復帰した新井選手 競争をモノにできるか 経験豊富なベテランの存在もチームに欠かせません。8年ぶりにカープに復帰した新井選手。現役時代に共にプレーしたベテランに対しても、競争を勝ち抜いて欲しいという考えは一緒です。 緒方監督:新井本人も今年にかける意気込みというのは新聞等などの発言で耳にしてるし、やっぱり本人がサードで勝負したいというならやってもらって結構だし。もちろんチャンスは与えます。 緒方監督:やっぱり期待しているところは勝負強さ、打撃の方なんで、サードのポジションに限らず、ここ一番での代打だとか、その辺りは考えながら、ファーストに入るかもしれないし、競争の中でね。 緒方監督:新井自身に対しては僕も期待するものはあります。 ”一目惚れ” 野間選手に期待 そして大きな期待を寄せるのがルーキーの野間選手。緒方監督に一目惚れしたとまで言わせたルーキーは、その構想の中にしっかりと位置付けられています。 緒方監督:彼は本当に高い身体能力をもっているんで、自分が目指すところの野球のメンバーに入ってきてくれると思うし、自分の中では本当に彼がセンターラインに入って丸を脅かすような存在になればいいと思うし、将来を見据えた中で良い経験をして良い一年にして、チームが優勝する中でよい緊張感、優勝争いを経験してもらって、彼にとって良い1年になればいいと思います。 球団が与えた背番号は「37」。緒方監督が入団から9年間つけた番号です。 自らもつけた「37」へ 込めた思い 緒方監督:自分にとってはもちろん思い入れのある番号です。まずは「37」でデヒューして活躍して、レギュラーになって、中心選手になって、もっともっと若い番号をもらうような存在になれるように。 緒方監督:まぁ、ステップの番号でいいと思ってます。 試合を多く重ね 見極めていく キャンプインまで2週間あまり、本拠地・マツダスタジアムで開幕するシーズンを万全な状態で迎えるため、その構想は既にスタートしています。 緒方監督:とにかく対外試合、実戦形式の試合を多く取り入れてくれという事をリクエストしています。そこで競争して、結果として、数字として、ポジション争いの中で目に見えるものを選手には出してほしいので、今年のキャンプ、オープン戦というのは練習試合を多く入れていこうと思っています。 緒方監督:自分自身もキャンプに備えて、色んな考えを整理していく時期、段階だし、体力的にも選手同様、しんどいものがあるんで、自分でもしっかり体作りをして2月を迎えたいなという思いでいます。 ── NHK総合・広島「お好みワイドひろしま」(13日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
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