就任記者会見 《河田雄祐》 (1軍ヘッドコーチ) |
4年ぶりにカープのユニフォームを着る今の気持ち 河田ヘッド:3年間、ヤクルトでやらさせて頂きましたけれども、僕はカープからプロの世界に入ったので、後輩達の事は非常に気になって見てはいました。 河田ヘッド:また、こうやって赤いアンダーシャツを着て、後輩達と野球が出来ると決まった時は非常に嬉しく感じましたし、戻って来られて嬉しく思います。 ヘッドコーチとして復帰した経緯について 河田ヘッド:そこはちょっとね。なかなか…。オブラートに包まないといけない部分もありますし、伏せておきます。 佐々岡監督からの就任要請の有無 河田ヘッド:そこも今回は伏せておきましょうか。 同級生の佐々岡監督とタッグを組む気持ち 河田ヘッド:佐々岡監督は社会人から入られているので、同い年というだけで同期という感じでもないですし、監督は入団してすぐに1軍で活躍されてスーパースターの道を歩まれているので。 河田ヘッド:僕はファームの試合に出たり、1軍に上がったりで、なかなか会話もなかったですし…同級生としての会話はありましたけどね。 河田ヘッド:本当に細かいところの話をするのは今日これからです。 河田ヘッド:どういう野球をしていくかという話もまだしていないんですけど、監督もこの1年カープの監督をやってみて思うところはあるでしょうし、僕にどうしてほしいかというところもあると思うので、まずはその話を聞いてからですね。 河田ヘッド:僕がいきなり「あーしましょう」「こうしましょう」とガンガン言っていくというのはないので、まずは今年やっていて良かったところというのはこのまま伸ばすべきですし、全て変える必要はないと思うので。 河田ヘッド:そこに合わせて、良いタイミングというか、良い量というか、そういうので発言をしていければなと思います。 ヘッドコーチという役職について 河田ヘッド:今回は「ヘッドコーチとしてきてくれ」という話を頂いたので、そこを了承させていただきました。 河田ヘッド:僕も2003年からコーチになって、いろいろなヘッドコーチの方と一緒にやってきましたけど、理想のヘッドコーチ像とかは無いです。「あれが良かった」「これが良かった」と個人的には感じるところはもありましたけど。 河田ヘッド:僕は今まで外野守備・走塁コーチのキャリアしかないですし、今回のコーチ陣は僕よりも年下しかいないと思うので、いろいろ話し合いながら、ちょっとまとめるぐらいかなという意識です。 河田ヘッド:あまりガミガミ言うよりは、僕もヘッドコーチとしての経験を積んで伸びていければと思っているので、あまり堅苦しく「こうならなければいけない」みたいな考えは持たないでいようと思っています。 外から見たカープの感想 河田ヘッド:今年は序盤から下位にいたのもあるし、湧き出るパワーというか、そういうのは若干無かったのかなと。敵としてはそう見えていました。 河田ヘッド:試合をやっていく中で、そこが一番大事だと思うんですよ。結果云々とか、そういうのではなしに、「なんとかしてやる」という気持ちがなければ、相手には勝てない。 河田ヘッド:一番はそこだと思うので、選手にやる気を出させるというか、そういうのができれば、結果は後から勝手についてくるかなと。 ── 熱い気持ちの部分からと。 河田ヘッド:そうですね。気持ちの出し方は個々人で全然違うと思いますし、性格が違うのと一緒で、明るい子もいれば、そこまで明るくない子もいるんで。 河田ヘッド:内に秘める子もいれば、表に出る子もいるし、それは個々人で仕方ない部分もあると思うので、そういう事で、本当に「シュン…」とだけはならないようにするのが一番の仕事かなと。 今季、カープのチーム盗塁数はリーグ4位(64個) 河田ヘッド:前回(就任時)も言わせて頂いたんですけど、僕は「根拠のない盗塁は何も意味をなさない」と思っています。盗塁というのは数ではない。 河田ヘッド:チームで年間100盗塁しなさいとか、年間120盗塁しなさいとか、そういう目標というのは僕個人は立てるつもりはないです。 河田ヘッド:動く動かないは試合の状況とか、選手の力量とか、一番関係してくるのは相手バッテリーですけど。 河田ヘッド:盗塁というのは確率だと思うので、そこの率をどうやって上げていくか。本当に確率が良くないと単独スチールはするべきではない。 河田ヘッド:他にも動かし方というのはあると思うので、またそこは話をしながら、色々手を打たないといけないところはあると思うし。 大盛ら足の速い若手が台頭する中、もっと走力面で鍛えたい選手 河田ヘッド:広輔ですかね。広輔は残るんでしょうか? 河田ヘッド:広輔が残ってくれて、奴が機動力の核にならないと話にならないと思いますし、そこに付随して誠也もいて。 河田ヘッド:あと個人的に思うのは、シーズンを通して強いチームというのは、ベンチメンバーのレベルが高いところ。 河田ヘッド:今年のジャイアンツは増田大輝に象徴されていると思うんですけど、あれだけ原監督の起用に応えて、的確な走りを見せる。ああいう選手はなかなか…。 河田ヘッド:その前に代走のスペシャリストだった鈴木(尚広)より上だった感じはありますよね。 河田ヘッド:カープとしては曽根や上本といった選手達が、もう1ランク上にレベルアップするのが、チームにとっては大事かなと。 2年連続Bクラスに沈むチーム。今後への意気込み 河田ヘッド:僕も初めてのヘッドコーチで、先ほども言いましたけど理想のヘッドコーチ像などもない中、来年のキャンプからやらせてもらいますけど、とにかく選手達には、体の芯から熱の入った動きがキャンプから出来るように、こちらから仕向けていくのが第一の仕事かなと。 河田ヘッド:後は若いコーチ達と、一緒に成長していければいいなとは思っているので。 河田ヘッド:そこが出来さえすれば、もうカープの選手達は野球小僧ばかりですし、お金の問題ではなく、野球を楽しんで相手に勝つという気持ちを出せるように、僕が仕事をしていければいいなと。 河田ヘッド:その雰囲気をまずは見てもらいたいと思っています。 一丸となって目指すところ 河田ヘッド:パ・リーグに勝ちたいです。 河田ヘッド:セ・リーグに勝てなければ日本シリーズには出れませんし、僕が一人で欲を出しても仕方がない話なんですけど、とにかく最後に…。 河田ヘッド:交流戦も有りますけど、レベルが高いパ・リーグに太刀打ちできる、CSに勝って日本シリーズに行って互角に戦えるチームを作れればと思ってます。 ── YouTube「勝ちグセ。Carpチャンネル」より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び要約・意訳 |
安芸の者がゆく@カープ情報ブログ
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コメント
神宮メインのカープファン
本気で足のスペシャリスト育てようとして、本当に増田、松原と出てきたのは凄い。羨ましいかも。
大盛は「何とかしてやる」って顔に出てますよね。
大盛、菊池の並びの頃が、エンドラン→走者3塁到達みたいな相乗効果、あった気がするんだけどな…
パリーグ(ホークス)に勝てる気が正直しないwけど、信じて待ちます。
2020/11/21