引退記者会見 《石原慶幸》 |
石原:今シーズンをもって引退することを決めました。今までありがとうございました。 引退を決断した時期 石原:年齢も重ねてきて、頭の中にはシーズンごとに「今年が勝負」だという思いもありました。 石原:最終的に決めたのは今年、2軍に落ちてから再び1軍に上げてもらったタイミングですかね。 引退の理由 石原:自分がチームの為になれているのか、なれていないのかを考え、野球選手としてチームの力になれないのであれば引退しないといけないと思って決断しました。 プレー面で衰えた部分 石原:試合に出場する機会も減りましたし、具体的にという部分では自分でも分かりません。 石原:試合をベンチで見ていたり、若い子と一緒に練習する中で、自分がどういう立場なのかも分かっていましたし、そういうところも踏まえて決めました。 引退を考えた際に相談した人 石原:報告はしましたけど、相談はしてないですね。自分で決めました。 家族の反応 石原:「もしかしたら近いうちに」という話は前々からしていたので「お疲れ様」と。 球団の反応 石原:(本部長の)鈴木さんに報告させていただいて「本当に辞めるのか」と。そういう言葉を頂きました。 石原:鈴木さんとはチームのことも話をさせていただきましたし、若い頃から相談に乗ってもらっていました。 カープで過ごした19年について 石原:すごく幸せな時間でした。 ── 長かったですか?短かったですか? 石原:今となっては短かったと感じています。あっという間ですね。やっている時は長く感じましたけど。 入団時のチームは苦しい状態が続いていたものの、2016年からはリーグ3連覇。チームが変わっていった過程について 石原:Bクラスが続いた中で、やはり3連覇出来たのは黒田さんと新井さんが帰って来られたのが大きいと思いますね。 黒田さんと新井さんが帰って来たことでのチームの変化 石原:やはり「チームの為に」「みんなの為に」という気持ちだと思います。 石原:投手最年長の黒田さんと野手最年長の新井さんが自ら示して、若い子達に良い影響を与えてくれて、本当のチームになったというか。 カープで優勝を経験して良かったと感じた部分 石原:ずっと勝てない時期があった中で、3連覇をさせてもらいましたけど、その中でも自分は25年ぶりの優勝が印象深いというか、記憶に残っていますね。 25年ぶりの優勝を決めた東京ドームでの光景について 石原:初めての経験なのでどうすればいいのか、というとまどいの中だった事を鮮明に覚えています。 印象に残っているプレーや試合 石原:いろんなことがありましたし、一番は東京ドームでの25年ぶりの優勝ですね。 捕手としては球団史上最多の出場試合数。捕手として試合に出続けられた事について 石原:自分の中では必死に過ごした時間なので、なぜ出続けられたのかは自分では分からないというか。 石原:幸いな事に大きなケガはなかったので、それが一つの要因だとは思います。 石原:あと、出る出ないは自分で決めれることではないので(笑) 捕手の醍醐味 石原:投手をリードして、自分だけ反対向きに座って全てが見渡せるポジションだと思うので。試合を動かせるというところが醍醐味だと思います。 特に印象に残っている投手 石原:誰か一人というのは難しいですけど、僕の中では黒田さんですね。 石原:投げる姿であったり、存在感であったりというのは記憶に残っています。 石原:まさか、また同じチームのユニフォームを着てプレーできるとは正直思っていなかったですし、一緒に戦って優勝できたので。 黒田さんから教わったこと、一番印象に残っていること 石原:どうすればチームが勝てるのか、その為には自分がどうすればいいのかという事を常に考えてこられた方だったので、その考え方を一番に教わりました。 黒田さんへの報告 石原:自分が決断した時に「引退します」と連絡しました。「お疲れ様。残りの現役生活を頑張って」と言っていただきました。 前田健太投手もSNSで石原選手の引退について残念がる 石原:Twitterとか、そういうのは疎いので、記事とか、そういうもので知りました。直接的なやりとりはまだしてないんですけど。 石原:(マエケンにはバッテリー賞など)いろんな賞を獲らせてもらいましたね。 石原:メッセージをくれたのはすごく嬉しいですし、ありがたいです。 ジョンソンら外国人投手とバッテリーを組む中で意識していたこと 石原:特別な意識はなかったですけど、一緒に戦う中で、日本の野球で分からない部分とかは話し合うようにしていました。 サヨナラの場面での印象が強い事について。意識していたこと 石原:意識は特にないです(苦笑) 石原:なんとか試合に勝てるようにとは意識していましたけど、サヨナラといっても打てた試合もありますけど、僕の場合はデットボールもありますし、スクイズも…いろんなサヨナラを経験をさせてもらったのは良かったと思います(笑) 引退する中でチームに残したいもの。今後のチームに期待するもの 石原:今はテレビで試合を観ていますけど、本当に選手も頑張ってくれていますし、すごく良い選手がたくさんいますので。 石原:3連覇した時のチームと今のチームは違うと思いますけど、あの時の気持ちや雰囲気は絶対みんなも覚えていると思うので。 石原:カープというのは、皆が同じ方向を向いて戦っていくことで勝っていくチームだと思うので、本当に苦しくて大変だとは思いますが、頑張ってほしいですね。 現在のケガの状態 石原:今はやっと走り出しが出来てきたというところです。 石原:引退セレモニー(11月7日)に向けてリハビリを頑張ります(笑) ファンにメッセージ 石原:良い時も悪い時もずっと応援していただいて、マツダスタジアムはもちろん、どの球場でも真っ赤なファンが選手に勇気と力を与えてくれました。 石原:感謝しかないです。ありがとうございました。 石原:まだこれからもカープの戦いは続きますので、選手の皆さんと一緒に戦ってほしいと思います。 今後について 石原:リハビリであったり、若い子と練習することもあると思うので、やるべきことはやって過ごしていきたいと思います。 引退後のビジョンについて 石原:全く決まってません(笑) ── 19年間お疲れさまでした! 石原:ありがとうございました。 ── SOURCE:YouTube「勝ちグセ。Carpチャンネル チャンネル」 より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び要約・意訳 |
安芸の者がゆく@広島東洋カープ応援ブログ
プロ野球・広島東洋カープを応援する個人ブログ。カープや地域情報・速報・文字起こし・写真等
コメント