ヒーローインタビュー 《九里亜蓮》 |
── 放送席、放送席、そしてマツダスタジアム、全国のカープファンの皆様、ヒーローインタビューです。 ── 今日のヒーローはもちろんこの方、プロ2度目の完封勝利を挙げた九里亜蓮投手です。ナイスピッチングでした! 九里:ありがとうございます。 ── 去年の6月以来、自身2度目の完封勝利の味、そして今日のピッチングを振り返られていかがですか? 九里:そうですね。前回の巨人戦で不甲斐ないピッチングをしてしまったので、今日は初回から一人一人必死で投げました。 ── 序盤から振り返りますと、1点を先制してもらった直後の3回、ノーアウト二塁一塁のピンチを招きましたが、そこから三振とダブルプレーで切り抜けましたね。 ── あのシーンを振り返ってみていかがですか? 九里:自分の中では割り切って打者に向かっていった結果です。 ── そのダブルプレーを取ってくれた菊池選手。菊池選手には打撃面でも盛り立ててもらった印象があるんですけど、いかがでしょう。 九里:本当にヒットになるような当たりも捕ってくださいましたし、ネクストバッターズサークルで見ていても本当に頼もしかったです。 ── 菊池選手の直後の九里投手の打席、5回には9球粘り、7回にはご自身のバットから貴重な追加点を挙げました。打席でも役割を果たしましたね。 九里:バッティングセンスないので、必死で食らいつくことだけを考えていました。 ── スコアボードに8回まで0を並べ、9回のマウンドに立った時には110球を超えていました。どんな思いを込めて1球1球投じたんですか? 九里:今朝、喋れるようになった息子が「頑張ってきてね」と初めて言ってくれたので、その言葉を忘れず、良いところを見せられるようにと思っていました。 ── このベイスターズ4連戦からは、マツダスタジアムにより多くのカープファン、野球ファンが入れるようになりました。投げている時にカープファンの声援は耳に入ってきましたか? 九里:苦しい時、ピンチの時など、多くの拍手で背中を後押ししてもらえるので、本当に心強いです。 ── そういったいろいろな事を踏まえて、ご自身の2度目の完封というのはどんな味でしたか? 九里:最高です。ハイ。 ── ではマツダスタジアムで集まってくれたカープファン、そして力強い言葉をかけてくれたお子さんに向けて最後にメッセージをお願いします。 九里:僕自身、不甲斐ないピッチングというのは見せたくないので、一戦一戦一生懸命、今日みたいなピッチングができるように頑張ります。応援よろしくお願いします。 九里:本日はありがとうございました。 ── J SPORTS 1「プロ野球2020」(28日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び要約・意訳 |
安芸の者がゆく@カープ情報ブログ
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