23日、福岡ソフトバンクホークスとのオープン戦がマツダスタジアムで行われました。広島の先発はバリントン投手、ソフトバンクの先発はウルフ投手。試合は5対11で広島が敗れました。
── 画像はRCCテレビ「Nスタ」(23日放送)より
先発のバリントン投手は初回、本多選手に2ベースを打たれて、今宮選手に送られると、内川選手に先制の犠牲フライを打たれます。2回もボールが先行し、2ベースを3本打たれるなどして4失点。バリントン投手は4回と1/3の96球を投げて8失点と開幕に不安を残しました。
2番手の今井投手は、22日にファームで投げており連投となる登板。その今井投手はストレートが130キロ台後半、変化球は110キロ台後半という球速で、解説の佐々岡真司さんも「前回の登板から球速が出ていない」と語りました。結果はストレートをソフトバンクの松田選手にレフトスタンドに運ばれるなど2失点。
3番手の西原投手は、1回を打者4人に対して2奪三振ながら3ベースからの犠牲フライで1失点。3ベースにしてしまった守備にも問題があり、不安を感じさせる投球ではありませんでした。
4番手の中田廉投手は今日も三者凡退に抑え、最後まで好調を維持。
5番手の一岡投手は、解説者も説明に困る不可解なボーク判定でランナーを進めてしまいますが、動揺することなく1回を無安打無失点で抑えました。
野手陣では松山選手が1回に好守を見せ、打撃でも4打数3安打2打点と大活躍。
1回にライトの守備でスーパーキャッチを見せた松山選手。
今日でオープン戦は終了。試合後にはオープン戦で計8イニングを投げて無失点に抑えた中田廉投手が、オープン戦のMVPに選ばれました。