22日、福岡ソフトバンクホークスとのオープン戦がヤフオクドームで行われました。広島の先発は九里亜蓮投手、ソフトバンクの先発は中田賢一投手。試合は2対12で敗れました。
── 画像はニコニコ生放送「福岡ソフトバンクホークス vs 広島東洋カープ オープン戦」(22日放送)より
先発の九里亜蓮投手は初回、中村選手にセンター前に運ばれると、続く今宮選手にきっちり送られ、李大浩選手にタイムリーを打たれ先制点を許します。それでも序盤はボールを低めに集め、インコースを厳しく攻める制球力を見せており、2回までは1失点で踏みとどまります。
しかし、3回に甘く入ったストレートを狙い打たれ、わずか2球で追加点を許すと、制球が甘くなり4四球を与えて炎上。4回91球を投げて8失点という結果でした。
中継ぎ陣では2番手の西原投手が1回と2/3を投げて1失点を喫していますが、不運な守備の影響。動じることなく2安打1失点で抑えて今後も期待できる内容でした。3番手の河内投手はショートリリーフで登板、きっちりと三振とショートゴロに抑えています。
4番手に登板した横山投手は連続三振で2アウトを奪ったまではよかったものの、そこから3失点と不安の残る内容。最後はミコライオ投手が打者3人を9球でノーヒットに抑えました。
野手陣では松山選手が右の中田投手に加え、左の岡島投手からも安打を放ち結果を残します。一方で、堂林選手は6打席連続三振を含む4打数3三振と不振を極めています。
途中出場組では、8回に田中選手が逆方向のヤフオクドームのレフトフェンス上段に直撃する2ベースを放つなど期待が膨らむ内容。9回には會澤選手がサファテ投手の速球を左中間に弾き返して2ベースを放ちアピールしました。