── それでは安仁屋宗八さんにカープ投手陣の総括をしていただきます。 安仁屋：よろしくお願いします。 ── 全体的に投手陣の印象はいかがですか？ 安仁屋：今シーズンも去年と同じように投手陣は絶好調。ただ一つ、心配な事もある。なにか言うたらね、投げ込みがちょっと足りない気がするんですよね。年間通していうのはね。投げ込みも大事になってくる。 
安仁屋：こないだの試合でね。4点ですか、いきなり取られたんですけど、球自体は良かったし、そんなに心配する必要はないですよ。彼はやってくれると思います。
安仁屋：彼はね。思い切りのいい、腕を振って投げるタイプなんですよね。だからコントロールもいいしね。カウントが悪くなっても変化球でストライクが取れるんですよ。僕はあれがね。ものすごい魅力感じますよ。
安仁屋：自分で試したかったっていうボールをね。試して成功したんですよ。それが今後に生きてくるんですよ。シュートをね。覚えて。アレは絶対にインサイドにくればね。詰まらせてゴロ、サードゴロ。右打者だったらですよ。 安仁屋：去年12勝でしたかね。今年は15勝するんじゃないですかね。あの球さえ使えれば。
安仁屋：マエケン、野村、バリントン、その後の大瀬良、九里亜蓮。やっぱ5本はね。先発。ここは前半戦使ってくると思いますね。
安仁屋：彼はね。持ち味ですね。良い（時）悪い（時）良い（時）悪い（時）感じでね。今年やってくれると思いますよ。気合がものすごい入ってましたからね。
安仁屋：中継ぎだったら3イニングぐらい絶対に抑えられる。素晴らしい球投げますよ。やっぱりストレートは速いということですね。それと思い切りの良さ。右バッターのインサイドにズバっとね。食い込んでくる球を投げられますからね。
安仁屋：やはりね。中田廉。今キャンプで一番良いのは彼だと思いますよ。マエケンより良いんじゃないですか。腕振れとるし、コントローネ良いし、キレもいいしね。それとマウンドでね。堂々としてますよ。
安仁屋：球はまあまあ速いんですけど。突っ立って投げるんですよね。ボールがものすごく見やすい。だから結構連打される。もうちょっと左足に体重乗せてほしいんだよね。
安仁屋：彼は中継ぎで面白いと思いますよ。左バッターにさえ気をつければ、右バッターにはそんなに打たれないと思います。
安仁屋：僕はね。大竹の穴をみんなで埋めようとしてる姿を見たら、逆に大竹が抜けて良かったということになるんじゃないかと思いますね。十分足ります。絶対大丈夫です。
── 何勝するかというのはまた後日に？ 安仁屋：そうですよね。気が早いけえね。オープン戦の終わり頃にしましょう。 安仁屋：僕に言わしたら100勝すぐ行くから。 ── RCCテレビ「RCCニュース6」（4日放送）より |
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