田中広輔 完全復活へ向け着々 |
右ヒザの手術から2ヵ月。地道なリハビリを続け、着々と復活への道のりを歩んでいる田中広輔。 しかし、不動のレギュラーの座を明け渡すことになった今シーズン。「鉄人」に何が起こっていたのか。 これまで多くを語らなかった田中が真相と本音を明かしてくれた。 ■ 手術を決断した8月末。限界を迎えていた田中のヒザ 田中広輔:もう何をやっても良くならない状況まできていたのでね。 田中広輔:そこで無理をしてやる必要もないと思いましたし…というかもう(プレーが)できなかったので(笑) 田中広輔:その中で、そういう決断に至りました。 6年目の今季は開幕直後に打撃不振に陥り、5月には定位置だった1番打者の座を明け渡した。 さらに6月には2015年から続いていた連続フルイニング出場記録が635試合でストップ。挑み続けてきた大記録も遂に途切れた。 ■ 4年ぶりにフルイニング出場がストップした時の心境 田中広輔:もちろん僕の中でも(フルイニング出場は)モチベーションの一つとしてやっていた部分がありました。 田中広輔:悔しい思いはもちろんありましたけど、やっぱりチームが勝つことが一番だったので、素直に「勝ってくれ」と思いながらベンチにいました。 田中広輔:その時は客観的にいろいろなことが見られたかなと思います。 ■ 不調のヒザの影響を感じた部分 田中広輔:もう全てですね。バッティングもそうですけど、走ることができなかったので。 田中広輔:そういった中て、やっぱりそんなに甘くないと思いましたね。 ■ 感覚のズレや違和感 田中広輔:やっぱりかばっている部分がどうしてもありましたし、毎日試合がある中ではうまく修正できませんでした。 田中広輔:まぁ、100%の状態で送れるシーズンというのは一つも無いですし、やっぱりどの選手もどこかしら悪い中でやっているのがほとんどと思います。 田中広輔:その中でやるのもプロ野球ですし、そこでケガをせずにやっている選手もいるので。 田中広輔:そういった面では、ちょっと僕の意識が足らなかったというか、身体のメンテナンスをもう少し心がけていれば、早めに色んな事がケアできたんじゃないかなと思います。 困難に直面し、プロとしての準備と心構えの重要性を痛感した田中。この経験がまた大きな糧となる。 「鯉の鉄人」は揺るぎない自信と誇りを胸に、来シーズン完全復活を遂げて定位置を奪い返す。 田中広輔:奪いに行くというよりは、やっぱり自分のパフォーマンスをしっかりできる状態にあれば、また勝負できるという気持ちはまだあるので。 田中広輔:もちろん若い子が育つ事はチームにとってもプラスですし、どんどんそうやって追い越していかないとチームも強くならないと思うので。 田中広輔:そういった中で、うまく切磋琢磨してやっていけたらと思います。 ■ 来季7年目のシーズンで見せたい姿 田中広輔:元気にグラウンドを駆け回っている姿を見せられたらなと思います。 ── 広島ホームテレビ「みみよりライブ 5up!」(6日放送)より |
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