【プロ野球ニュース】── 消費者庁は13日、「viagogo AG」(所在地:スイス連邦ジュネーブ州)が管理運営するチケット転売の仲介サイト「viagogo」について、「消費者の自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがある行為(虚偽・誇大な広告・表示及び不実告知)を確認した」として注意喚起。
消費者庁によると、「viagogo」は検索時のキーワードに連動して検索結果の上部に表示される広告(検索キーワード連動型広告)を利用して消費者を誘導。チケットの購入手続画面において「購入完了までの残り時間」を表示し、消費者の合理的な選択を阻害したとしている。
消費者からは「購入完了までの残り時間が表示されたため、早くしないとチケットを入手できなくなると思い込み、急いでチケットを購入してしまった」「後で転売サイトだと気付き、キャンセルを求めたが、応じてもらえなかった」といった相談が、各地の消費生活センターや独立行政法人国民生活センター越境消費者センター等に数多く寄せられた。
プロ野球・中日ドラゴンズも「このサイトの利用者がナゴヤドームに来場され、『チケットが届かない』『チケットの受け取り方法がわからない』といったお問い合わせをいただく事例が数件発生しておりますが、すべてにおいて対応も入場もお断りしました」と注意を促している。
── SOURCE:「消費者庁」「中日ドラゴンズ」
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