── ドラフト1位の大瀬良大地投手に注目が集まりますが 西原：ボクは彼と違うんで、現段階ではメディアさんは大瀬良、九里に任せて、ボクはその陰でしっかり力をつけていこうと考えてるんですけど。 ── ぶっちゃけ、今年のルーキーの中で「オレが一番イケている」と思う？ 西原：思わんやろ！（笑）それは思わんと思いますよ。  西原圭大投手は、社会人野球でニチダイを都市対抗初勝利に導いた右腕。ルーキー中最年長、マエケン世代の25歳は即戦力の中継ぎ候補です。 ── 社会人時代について 西原：朝、5時過ぎに起きて6時半始業。15時15分まで定時で働いて16時から20時ぐらいまで（練習）。 西原：なかなかないようなスケジュールだったんですけど、練習、試合が終わって帰ってくるとテレビにプロ野球が映ってて、そこで同世代（前田健太、田中将大、坂本勇人、澤村拓一ら） がドンドン活躍してるじゃないですか、えーなーとずっと思ってたんで。同じ土俵にやっと上がれたんで「追いつけ追い越せ」じゃないんですけど、これから頑張っていこうと思ってます。 25歳、投手生命を賭けて臨んだ、がけっぷちのドラフトで最後のチャンスを掴んだニチダイの西原投手。入寮の際には思い入れのある品を一切持ち込みませんでした。 西原：ボクはここに野球をしに来たんで、最低限だけのものを持ち込んで、特別なものは一切ないです。 こだわりはグローブのみという、その姿にこんな印象を持ったのですが。 ── 「コワイ人？」なんじゃないかなと 西原：マジすか。本当はそういう意味じゃなくて。 野球に集中する為とはいえ、10月に生まれたお子さんの写真すら持ってきていないということで、絵に描いてもらうことにしました。 西原：ウルトラマンみたいになってる。放送事故やでコレは。 ── どうぞ 西原：ホンマ見せたないもんなー。 ── 生後4ヶ月！？  西原：じゃないね。 ── 息子さんへ一言 西原：お父さん、どんな仕事しとんってなった時に、プロ野球選手でカープのユニフォーム着て投げてたよって覚えてもらえるように、覚えてもらうとこまで最低限やりたいと思ってるんで、頑張ります。 キャンプ後まで家族との対面を封印した西原パパは、25日に自主トレで初ブルペン入り。調整は慣れたもの、伸びのあるストレートを見せて順調な滑り出しです。キャンプでは特徴のあるスリークォーターのフォームから繰り出される多彩な球種でアピールします。 ── 投手フォームについて 西原：小学校3年生の時から、フォームが汚くて色々試行錯誤した結果、こういうことになっちゃいました。速い球で三振をバタバタとっていくような派手なスタイルじゃないんで、バッターのしんをはずしてゴロで打ち取るみたいなスタイル。 ── アピールポイント 西原：闘志、気迫、そういうところを見てもらえればと思います。 ── 今シーズンの目標 西原：「一軍」。もう25ですし、即戦力という評価を頂いて入れてもらっているんでその期待に応えるじゃないですけど、その為に一軍に残って、一軍で活躍するために頑張ります。 ── 完 ── RCCテレビ「RCCニュース6」（28日放送）より |
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