赤坂英一さんのコメント (スポーツライター) |
U18野球W杯で注目の広陵・中村奨成、早稲田実業の清宮、「難波のゴジラ」と呼ばれる履正社の安田について ── プロも当然注目しているかと思いますが、誰がどこの球団にというのが気になりますね。 赤坂:この大会でかなりハッキリすると思いますね。 赤坂:清宮君の場合はこれはもう必ず巨人が行くと。他の球団は中村、安田…特に中村君が焦点です。 赤坂:もし地元の広島カープが中村君を獲りに行くとなったら、ちょっと他球団も考えると思うんですね。 赤坂:ところが肝心の広島は現時点では積極的な態度を示していないと。 ── なぜですか? 赤坂:広島は去年、ドラフト4位で日大三高の坂倉将吾という捕手を獲ってるんです。 赤坂:この子は日大三高の時に1年生から4番を務めて、強肩強打の打てる捕手でして、要するに今の中村君のような存在だったと。 赤坂:広島はこの坂倉君を2軍で大事に育てているんですけど、打率が3割台でウエスタン・リーグ2位と、来年にも1軍に上がってくるのではないかというぐらい育っています。 ── じゃあ、もう広島には中村君のような存在がいるんだ(笑) 赤坂:いるんですよ。だから今年のドラフト戦略としては、1位は社会人か大学の即戦力投手で行こうと。 赤坂:ピッチングを知っている若い即戦力投手を獲ってきて、若い坂倉君をコンビに据えて一人前に育てるという構想が出来上がっているので。 ── 獲る必要はないと? 赤坂:だけど中村君もこれだけ人気がありますからね。 ── そうなると中村君はどこが狙いそうですか? 赤坂:一番欲しいであろうところはロッテ、DeNAですかね。 ── 安田君は? 赤坂:地元の阪神と言われています。阪神タイガースジュニアといってプロ12球団が抱えている組織の中でもものすごく強いところの出身で、高校も大阪の履正社なんですけど…。 赤坂:ところがあるスポーツ紙のインタビューで「僕は自分が阪神ファンと言った事は一度もないです。甲子園に行って応援したことも一度もありませんし」って(笑) 赤坂:そういう子は多いんですけどね。大阪に住んでいながら「別に阪神は…」という。 ── それを聞いた阪神がどうするかですよね(笑) 赤坂:安田君は中村君や清宮君と比べても淡々としているというか、物言いがおとなしい子なので、これが本音だと思うんですけど。 赤坂:一方で中村君は打ち方が巨人の坂本選手にそっくりで、先輩の小林誠司選手もいる巨人ファンという説が、ここにきてにわかに流れています。 ── TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(1日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
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