| 連覇へ導く一打を 広島を愛するエルドレッド |
カープを愛する男の今シーズンにかける決意 エルドレッド：重要なのはチームが勝っていて、その勝利に貢献できている打席が続いていることです。  エルドレッド：ここまでは自分個人としても、チームとしても非常に良い状態で来ています。  オープン戦17試合に出場するも打率1割にも満たず、打撃の状態が心配されていたエルドレッド。  しかし、開幕後は別人のような活躍を続けています。打撃3部門で全てベスト5入り。放ったヒットの半分以上が打点付きと、驚異的な勝負強さを見せています。  ── 開幕前に不安や焦りはなかったんですか？ エルドレッド：コーチ陣が自分のやるべきことを示してくれたから不安はありませんでした。  エルドレッド：開幕1～2週間前には「いけるな」という感触は持っていました。  今季で来日6年目を迎え、カープの外国人選手としてはライトルに並び最も長い在籍期間です。  異国の地でこれだけ長く活躍できるのは、グラウンドを離れても広島に溶け込もうとする姿勢の賜物といえます。 エルドレッド：毎年、新しい事を探していこうと思っています。  エルドレッド：家族で新しい公園に行ってみたり、新しいレストランを探したり、色々なことを考えながら、私生活も楽しみながらやっています。   西村通訳：去年、彼はうさぎ島（大久野島）に行ったりしていました。 西村通訳：えー俺も行ったことないのに。どうだった？と聞くと「楽しかったよ」と。  西村通訳：野球以外の事を楽しんでいないと外国での生活は難しいと思うので、それがしっかりと出来ているので、野球でも活躍できていると僕は考えています。   エルドレッドの広島を愛する思いは、他の助っ人にも受け継がれています。 先月4日には、サンフレッチェの試合を観戦する外国人投手の姿がエディオンスタジアムにありました。    さらにエルドレッド自身も去年、初めて優勝を経験したことで、チームへの想い、そしてファンへの想いが強くなったといいます。   エルドレッド：去年は非常に良い形でシーズンを終えることができ、ファンにも本当に喜んでもらえたと思うので、もちろん今年もリーグ優勝を目標にやっていきたいです。   広島の人達を喜ばせようと、開幕から勝利に貢献する一打を積み重ねているエルドレッド。チームを連覇へと導くために、苦しい時こそ活躍することを誓います。  エルドレッド：私にとって一番大事なのは100打点。自分はホームラン打者だと思っていますが、私が100打点を達成すれば、チームが必ず良い方向にいくと考えています。   ── 広島テレビ「進め！スポーツ元気丸」（16日放送）より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
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