| 新井貴浩が語る チームの変化と進化 |
2016年のセ・リーグMVP。 19回目を迎えた春のキャンプでも、自分の体をイジメ抜く姿は変わりません。  40歳・新井貴浩と、33年ぶりの日本一を目指すチームの「変化と進化」に迫ります。 カープ日南キャンプ始動 2月1日、連覇への挑戦が始まりました。  ── 優勝して迎えたキャンプですが、変化はありましたか？ 新井：気持ち的にはさほど変わりはないんですけど、バックスクリーンにチャンピオンフラッグがありますし、ユニフォームにもチャンピオンのワッペンがついていますし、そういうのは嬉しいですね。    キャンプ直前には40歳を迎え。今年はチームの最年長選手です。  ── 40歳を迎えての変化は？ 新井：精神的には若いので、あまり変わらないですけど、体力回復のリカバリー能力は落ちているなと感じますね。   午後の自主トレ―ニングでは、あえて投手陣のメニューに加わり、19歳の塹江投手と同じメニューをこなす新井。練習前後では入念なストレッチでケアをして、体の状態を維持します。   ただ、去年は6シーズンぶりの打率3割。打撃には衰えを感じられませんでした。  ── 打撃の進化は？ 新井：進化というほどの事はないんですけど、技術的には多少良くなったかなぁ～というところはあります。  新井：「下半身」の使い方で逆方向への飛距離が出ましたし、そのあたりは多少進歩したのではないかと思います。   自ら進化していく中で、今年のキャンプでは、その経験を後輩に伝える姿が目立ちます。 ［#7］堂林翔太 堂林：オフの時からずっと言われている事の確認というか、復習しながらできています。   ── 新井さんに気にかけてもらっているという部分はいかがですか？  堂林：すごくありがたいです。  後輩への思いに変化は？ 新井：“ライバル”とか思ってないですね。  新井：もちろん僕も一生懸命試合に出られるように頑張りますけど、逆に自分を抜いてくれて試合に出てくれたら、それはそれで嬉しいので。    ［#44］松山竜平 ── 新井さんの存在は？ 松山：僕の中では偉大な先輩…アニキですね。  松山：（新井さんの）あの壁は高いので、越えられるように頑張って、しっかりとレギュラーに定着できるように頑張りたいです。   自らが高い壁であり続けると共に、挑んでくる後輩の成長と進化を待ち望む最年長。  今年も強いカープで有り続けるために、やはり新井貴浩の存在は欠かせません。 新井：昨年よりさらに厳しいペナントになると思いますけど、キャンプ初日から活気ある声や、表情を見ていたら気持ちが引き締まっているので。   新井：僕も頑張りますけど、みんな期待できると思います。  新井：まだまだ若くて伸びしろのある選手が多いので、そういった意味ではキャンプでしっかり練習することは大事だと思いますね。   新井：もちろん“日本一”の目標に向かって頑張るんですけど、そのためにはリーグ連覇しないと挑戦権も得られませんので、まずは連覇を目指して頑張りたいと思います。    ── RCCテレビ「RCCニュース6」（15日放送）より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
安芸の者がゆく＠カープ情報ブログ
プロ野球・広島東洋カープに関連した情報等をお届けする個人ブログ。速報・話題・予想先発・2軍情報など
