| 先発から中継ぎへ 大瀬良大地の思い |
今月14日、中継ぎとしてマウンドに上がった大瀬良大地は、今季2度目の1軍マウンドで初勝利を掴んだ。   14日の試合後 大瀬良：しっかりと自分のボールが投げ切れて、なんとか3人で抑えられたので、結果的に勝ちに繋がって良かったかなと思います。  先月20日、長かったリハビリ生活を終え、強い思いを持って臨んだ1軍復帰戦。大瀬良は1度もスコアボードにゼロを刻めないまま、マウンドを後にした。   大瀬良：今日に関しては帰ってこれた喜びはないですね。ただ、ただ、悔しい。それだけです。  大瀬良：勝負の世界なので、どれだけ頑張ってもがいても、結果を出さないと意味がないので。またしっかりやれることをやって、マウンドに帰ってきたいと思います。 この試合の翌日、大瀬良は2軍落ち。力強いストレートを取り戻すため、投げ込みや走り込みを重ね、先発調整を続けた。  しかし、そんな大瀬良に予想外の転機が訪れる。戸田や岡田の離脱により投手陣の再編を余儀なくされたチームは、大瀬良を中継ぎとして再登録したのである。   大瀬良：先発としての調整をやっていたんですけど、「中継ぎの方でも」という話を聞いて、最初は戸惑いもありましたけど、どこで投げさせてもらうにしろチームに貢献できることが一番だと思うので。  大瀬良：今は「行け」と言われたところで、しっかり仕事をすることが一番だと思います。 思いがけない中継ぎ起用。しかし、大瀬良はチームを支えるため、全力で腕を振る。19日のヤクルト戦では2勝目を挙げ、およそ1年ぶりのお立ち台にも上がった。   大瀬良：お立ち台に上がれることは嬉しいですし、カープファンがたくさんいる中で、ああいう風にインタビューしてもらえるのは嬉しいですね。    大瀬良：もちろん優勝したい気持ちはありますけど、本当にチームの雰囲気が、目の前の試合を一戦一戦必死に戦うという雰囲気なので、その雰囲気に乗っかりたいですね。  大瀬良：また、今日投げることがあれば、勝利に貢献できるように。そういう積み重ねで優勝したいと思っています。  ── RCCテレビ「RCCニュース6」（23日放送）より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
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