“神ってる”首位・広島 快進撃のウラに打撃改革 (Page:1) | |
今年の広島打線は打ちまくり!あらゆる打撃部門で12球団トップ。 好調な打線の勢いによって32年ぶりとなる11連勝もマークした。 昨シーズンの広島は、打率がリーグ5位と低迷してCS出場も逃しました。なぜここまで変わることが出来たのでしょうか。 広島の高ヘッドコーチは…。 高ヘッド:「チーム打撃」とか、「三振を減らそう」とか、そういう意識改革を昨年の秋季キャンプからやってきました。 高ヘッド:去年の成績を見てみると、優勝したヤクルトより広島の三振の数は200近く多かったんですね。この差は大きいなと感じていて。 去年のシーズン終了後、改革に着手した広島。打撃力を向上させるため、打撃コーチを3人体制にしたのです。これは球団初の試みでした。 3人のコーチを置いたことで、選手一人一人に細かい指導が可能に。 秋季キャンプでは、1日2000スイングを目標に朝から晩までひたすらバットを振り続けました。 なかには一風変わったこんな練習も。 丸:「T」 丸:シューーツ!…「あ」 なにをつぶやいているんでしょうか。 実はボールに書かれた文字を読んでいたんです。 最後までボールを見ることによって大振りを防ぎ、粘り強い打撃を意識させているのです。 高ヘッド:一番いけないのは2ストライクに追い込まれても打撃スタイルが全く変わらず、大振りして三振する…というような。 高ヘッド:とにかく「つなぐ」ということを皆が意識しています。「自分が決める」のではなく「とにかく後ろに繋ごう」という。 先月のオリックスとの交流戦。神ってるという言葉が生まれるきっかけとなった鈴木誠也のサヨナラホームラン。 このホームランも繋ぐ意識から生まれていたのです。 この場面、延長12回ノーアウトでランナーは二塁。まず追い込まれる前の鈴木の左足に注目。足を高く上げています。 2ストライクに追い込まれてからの足は、地面から足を上げない「すり足」に。 次の打者に繋ぐために、追い込まれたあとは“より”ミートする確率の高い「すり足」の打ち方に変えていたのです。 鈴木誠也:追い込まれていたので、なんとかバットに当てようという打席に入った結果が…「最高でーす!」 ── テレビ朝日「報道ステーション」(14日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 | |
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安芸の者がゆく@カープ情報ブログ
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