野村を変えた60cm プレートを踏む位置に注目!! |
── 7勝目を挙げた野村祐輔投手。その好調の要因について北別府さんはどのように考えておられますか? 北別府:昨年と違い、ストレートのキレというものが戻ってきましたね。 北別府:キレが戻ったことにより、少々コースが甘くても大丈夫ですし、球に勢いがありますから、ファールで逃れられることで、ストライクが先行して有利に戦えていますね。 投球フォームを比較 ── 昨年は5勝に終わった野村投手ですが、今年は何が変わったのかということで、投球フォームを比べてみました。 北別府:静止した時のグラブの位置が違いますね。腕の振り方もテイクバックがかなり大きいです。しっかり腕が振れることによって、球の勢いが増しています。 北別府:昨年は腕の振り方が早くて、腕の高さも低く横振り。今年は縦振りになったことにより勢いが増しています。 プレートの位置 ── もう一つ、プレートの位置に注目して頂きたいんですが、去年は三塁側を踏んでいたんですが、今年は一塁側を踏んでいるんですね。わずかな違い「60.96cm」ですが。 北別府:外国人投手は一塁側を踏む選手が多いんです。僕らは三塁側を踏んでいたんですけども。 北別府:三塁側を踏むと打者としては角度があって見えにくいんですけど、投手としては懐を狭く感じてインサイドを投げ辛いんですね。 北別府:一塁側を踏むことによって、懐の狭さに違和感がないですから、野村としてはインサイドに投げやすくなるということだと思うんですね。 北別府:それだけ一塁側を踏んで投げる場合は、内にも外にも投げないといけないんですけど、今年はストレートが良いですから、インサイドもキレてきているということですね。 ── ちなみに北別府さんはどちら側を踏んでいたんですか? 北別府:私は三塁側を踏んでいました。 ── 広島ホームテレビ「HOME Jステーション第2部」(13日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
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