野間峻祥 初の2軍で見えたもの |
ドラフト1位で入団し、ルーキーイヤーから1年を通して1軍で活躍してきた野間峻祥が、初の試練に直面しています。 入団以来初めての2軍について 野間:1軍でスタートさせてもらって、自分の中で足りない部分が見えてきたので、その課題を2軍でしっかり克服できるようにという感じです。 1年目からシーズンを通して1軍で活躍。プロ初ホームランも放ちましたが、課題も露呈。シーズン終盤は代打や代走が中心となりました。 野間:(昨シーズン終盤は代打で)1日1打席だったので自分の中で焦りがありましたし、打ちたい気持ちが先行して自分のスイングが出来てなかったのかなと。 2年目の今年は開幕1軍スタートも、8打席ノーヒットで初の2軍落ちを通告されました。 野間:8打席打てないというのは何か問題があると思いますし、去年は1軍にいましたけど「経験させてもらってる」という部分が大きかったので。 野間:自分の力で1軍に定着したとも思っていないですし。 2軍では課題とされてきたストレートへの対応を強化。ヒットゾーンを広げようとしています。 ── 春先は速球、高めの球への対応が課題とされていましたが。 野間:バットが遠回りしていた部分、力んで後ろから入ってきた部分があったので、そのあたりを修正して、上からシバくように。シンプルに考えてやろうとはしています。 ファームでは、これまでのライトに加えてセンターの守備に着くことが多く、外野の要としてグラウンド全体に視野を広げています。 センターを守ることで見えたもの 野間:自分がセンターから打者をしっかり見て、場面ごとの状況判断だったり、自分が指示を出したり。試合でセンターを守らないと分からないことがあると思います。 なにより2軍でスタメン出場を続けることで、その経験値が財産となっていきます。チームトップクラスの身体能力を誇るアスリートが、カープの顔にならないわけがありません。 2016年、ここで流した汗が野間の強固な土台となっていきます。 野間:長い期間2軍にいたことが「あの時があったから」と言えるように。今をしっかり1日1日を大切にやっていきたいと思います。 ── RCCテレビ「Eタウン・SPORTS」(4日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
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