| 今日の達川劇場 （Page:1） |
監督時代に3球団競合の末に獲得した河内貴哉投手（現：広報）について 達川：育てないといけない選手を育てられなかった嫌悪感、責任感というのはあります。本当なら河内の顔を真剣に見れるはずなんですけど、見る事の出来ない後ろめたさというか。 達川：3球団競合するほどの子で、練習も一生懸命やる…全てのものを持っている選手を、育てられなかったというのは一つの罪ですね。 ── 達川さんの気持ちを聞いて河内さんは？ 河内：僕に実力がなかっただけなので、正面を向いていただいて。 達川：いやいやいや、でもねぇ、僕も焦りがあってね。河内を早く使いすぎたというとこもありますし、今のソフトバンクの工藤監督のように育成期間をきっちり設けて、計画を立てて育てないといけなかったですね。 達川：これだけの素材…。苑田スカウトだったな？ 河内：ハイ。 達川：苑田スカウトも河内を獲った時にすごい喜んでくれたんですよ。それでも育てられなかったというね。そういう責任は死ぬまで感じて、もうすぐ死ぬと思うので。 ── 何をおっしゃいますか…（苦笑） 河内：達川さんがクジを引いてくれなかったら今の自分はないので、本当に達川さんには感謝しています。 達川：いやぁ、聞かにゃあ良かったかな（涙声） 達川：まぁ、辛かったんですけど、ありがとう！ 河内：ありがとうございました。 （周りから拍手） ── J SPORTS 1「野球好き広島キャンプin日南」（13日放送）より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
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