広島・新井貴浩 ただがむしゃらに |
── 今日はよろしくお願いします! 新井:よろしくお願いします。朝早くから大変ですね。 新井選手。1軍の野手としては最年長の39歳です。プロ入りから16年間付け続けた背番号を復活させ、通算2000本安打に挑みます。 ── 今シーズンから背番号が「25」。やっぱり決まってますね! 新井:ハイっ!?なんか言いました? ── 25番の背中を見つめておりました。 新井:ああ、そうですか、どうもありがとうございます。へっへっ。 その新井選手が今シーズン、欲しい物とは。 新井:「優勝」です! ── フリップから飛び出すぐらいの大きな字ですが(笑)2000本ではなくて優勝なんですね。 新井:僕自身、一回も優勝を経験したことがないですし、ファンの方も25年も待っているわけですから、本当にコレが欲しいですね。 チームの優勝に貢献するため、1年間グラウンドに立ち続けたい。新井選手はキャンプに入っても徹底的に体をイジメ抜いています。初日から3日連続で1時間の坂道ダッシュ。 新井:足がもうバリバリなんで、39歳にはこたえます。 昨日は守備の特別練習を志願し、40分間ノックを受けました。その数およそ150本。 新井選手は、自分を追い込む時に言い聞かせている言葉があります。 新井:「もうダメだ」と思うこともあると思うんですけど、僕はそういう時は「もうダメだ」ではなくて、「まだダメだ」と思うようにしています。 新井:「もう」ではなく「まだ」と置き換えて、自分の気持ちを奮い立たせるようにしていますね。 新井:ガムシャラにやるだけです。とにかく1つのボールに集中して、その日その日を、もう全力で120%でやっていくと。 新井:そして、シーズンが終わった時に、最高のものがついてきてくれたらいいなと思いながら、頑張っています。 ── NHK総合「ニュースウオッチ9」(5日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
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