福井優也 壁を乗り越えるための秋 |
── 自己最高の成績を収めてシーズンを終え、秋季キャンプを迎えたわけですが、今のお気持ちは? 福井:今シーズンは今シーズンと考えて、また来シーズンのために秋はやっていきたいと思っています。 ルーキーイヤーを超える自己最高成績をマークした2015年シーズン。しかし、届かなかった二桁勝利。 福井:僕の中では2ケタ勝利したかった気持ちもすごくありますけど、9勝の状態で5回ぐらいチャンスをもらって、勝てなかったというのはすごく勉強になりましたし、来年に繋がる試合でもあったと思っています。 10勝の壁を越えるため福井がこの秋に取り組んでいる事とは…。 福井:ピッチングだけではないというのを今シーズン感じて、投内連携であったりバントもしっかり練習して、そういうところから隙を見せないように、今はすごく意識をしてやっています。 福井:そういうところも自信を持ってやれると、ピッチングも自信を持ってやれると思いますし、バントが来たらと思って、ピッチングが変わってくると、自分のリズムもつかめなくなるので。 福井:バントをやってきたらセカンドで刺す自信があれば、ピッチングも自信を持って出来ると思うので。 良い球を投げれば勝てるというわけではない。福井はさらなる飛躍への足がかりを掴んでいた。 そして、このキャンプでは福井から後輩達へ声をかける場面が多く見られる。 福井:(秋季キャンプ参加投手の中で)最年長なんでね。そういう自覚を持ってしっかりやろうと思っています。積極的に声をかけようと思っていますし、何か聞かれれば僕で良ければ教えようと思います。 2010年、大きな期待を背負い入団した若者は、一歩ずつ着実にプロとしての階段を登っていた。そして、それに続く希望に満ちた若者達が、後ろから追いかけてくるのも事実。 福井:僕もそういう年があったというか、1年目は少し我慢して使ってもらったところもあるので、そういう意味では競争に負けないように、秋からしっかりアピールして、先発ローテをとりにいきたいと思っています。 ── 広島ホームテレビ「HOME Jステーション第2部」(13日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
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