戦力外から合同トライアウトへ 中村憲選手の挑戦! |
中村憲選手はプロ入り8年目の25歳。今年1月に鹿児島で、松山選手と3年連続となる合同自主トレをスタートさせました。 この神社の200段以上あるという階段ダッシュは今年から初めて取り入れ、1日2~3本のノルマを課して、体を作ってきました。 下向井トレーナー:バッティングでもパワーが出ますし、良いキレにつながる。いい坂道です。 中村憲:ケツも大きくしたいです。やっぱりパワーの源だと思うので。 投手から野手に転向して5年目のシーズン。持ち前のパワーを活かし、より遠くへ飛ばすバッティングに磨きをかけてきました。鹿児島での自主トレで、かなりの手応えを得たといいます。 ところが…。 2月のキャンプイン直前、練習のしすぎからか、ろっ骨を疲労骨折。リハビリ生活を余儀なくされました。 中村憲:バッティング以外はバッチリ全部やってるんで。ランニングもトレーニングも。 中村憲:打ちたいっす。早く打ちたいっす。打てそうな気がするんで。 中村憲:ただ、ここで無理しても、またバキっていったら困るし。 出番が少ないまま迎えた9月。この日は2軍での代打出場。 きっちりセンター前に弾き返します。 中村憲:食らいついていく姿勢は見せれたんで、結果としてヒットが出たんで良かったです。 中村憲:1打席1打席が勝負なんで、全力で一生懸命やっていきたいと思います。 そしてファームでの地元最終戦。代打出場でヒットを放ちますが、出遅れが響き、今シーズンは9打数3安打に終わりました。 10月1日、球団から戦力外の通告。 中村憲:「8年間ご苦労様、すまんかったな」と言われました。トライアウトという形でもう一踏ん張りやってみようかなと思っています。 10月15日、大野練習場で一人黙々と練習する中村選手の姿がありました。 中村憲:自主トレから「今年は!」という思いでやってきましたし、自分なりには一生懸命自主トレの時もやってきたつもりですけど。 中村憲:まさか折れるとは思っていなかったので、人生で初めて折れました。 中村憲:ホントに悔いのない一ヶ月にしたいなと。やりきったというか、 中村憲:なるようになりますから、良い方にも悪い方にも。思い切ってやるだけです。 ── RCCテレビ「RCCニュース6」(6日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
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