田中広輔 求めるのは勝利のみ |
12日の阪神戦。2-2で迎えた延長12回、値千金の勝ち越しホームラン…のはずだったものが、ビデオ判定の結果、まさかの3ベースと判定された。 ── 幻のホームランについて…。 田中広輔:その日は風が吹いていたので、そのおかげであそこまで伸びてくれたんですけど…もう少し伸びてくれたらよかったですね。 田中広輔:妻からは「ツイてないね…」と、他にも色んな方から連絡が来て「ドンマイ」っていう。 プロ2年目の今シーズン。不動のショートの座を確立した田中広輔。昨シーズンを大きく上回る135安打は菊池に次ぐチーム2位の数字で、中心選手としての活躍を見せている。それでも…。 田中広輔:僕はまだ自分がレギュラーだとは思っていないんで、一生懸命やっている感じです。(レギュラーは)2・3年しっかり全試合出てからだと思います。たくさん勉強させてもらっている1年ですね。 田中広輔:1年間ずっと出続けるという事と、試合の中での課題とか。 大きな飛躍を遂げると同時に直面した新たな壁。 それは昨シーズン3割近くをマークした打率にも表れている。しかし、その事を聞くと意外な答えが返ってきた。 田中広輔:僕の中では全然出来過ぎていたかなと思います。1年間出続けてやるという事はそんなに甘いものではないと思っていたので。 シーズン最終盤、勝ち続ける他に道はないチームにとって、田中の勝利に対する執念は必ずや大きな武器になるに違いない。 田中広輔:打って勝つだけが野球ではないので、それはそれで良いと思います。強い気持ちを持って一戦一戦戦っていくことが大事だと。一生懸命戦うので熱い声援をよろしくお願いします。 ── 広島ホームテレビ「HOME Jステーション第1部」(22日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
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