2年目・田中広輔選手 未知への挑戦 |
2年目のシーズン 田中:今思えばあっという間という気がしていますけど。最初から最後まで出るというのは今年が初めての経験なんで。 去年の出場試合数110を越える 田中:そういうのはあまり意識してなかったです。 去年の自分越えへ。2年目の田中広輔選手が目指す新たな境地とは。 ▼ 田中選手は途中出場の多かった去年と比べ、今年は全ての試合で先発出場。 中でも打順別で見ると今季は4番と9番以外は全ての打順を経験しています。 RCC野球解説者の高橋建さんは、田中選手のチームへの貢献度を高く評価しています。 高橋建:打順が変わると、打順の役目というものがあるので、彼の場合は1番で活躍していて7番に行って6番、5番ということで、打順の役割分担があるとしたら、やるべきことは変わるはずなんですけど、それに順応できたというか。 高橋建:いろんな打順を任されながらも役割を全うしている姿は、かなりチームのプラスになっていると感じます。 1番打者 田中:1番はチームで1番最初に打席に立つ打者なので、打撃内容にこだわったり。 下位打線 田中:下位打線になっても、上位で打ってた時と変わらないんですけど、得点圏とかチャンスの場面でランナーを帰す意識でやっています。下位だからといって気は抜けません。 これほど打順が変わるのはこれまでの野球人生で初めてと話す田中選手。現在はチームトップタイの119安打をマークし、中心選手として活躍していますが、これまで味わったことのない新たな感覚が彼を襲いました。 田中:自分の体じゃないみたいな。僕も体は結構強い自信があったんですけど、体的にしんどくなってきている中で、どういう風に自分のパフォーマンスを出せるか考えながらやっています。 松原チーフトレーナー:彼は内野手というのもありますので、ずっとスタメンで出ることで疲労が蓄積することと、さらにもう一つ、その時々で大きな問題が出てきたりしますので。 松原チーフトレーナー:その中で彼が離脱することなく出来ているのは、個人としても対策を練ってやっている結果が今に繋がっているのかなと思います。 去年を超える新たな境地への代償。 毎日入念な体のケア、しっかりとした食事、睡眠を心がけている田中選手ですが、気温の高い8月にはその疲労の蓄積が打撃面に表れました。 田中:7月は良かったんですけどね(笑)8月も大丈夫だろうなとは思ってたんですけど、良い当たりが正面に行き始めたりだとか、打撃内容が悪くないのになかなか結果が出なかったというのが多くて。 田中:その中で色々考えてしまったところでダメだったんだろうなというのはあります。 1年間グラウンドに立ち続ける厳しさを知った一方で、確実にプロの階段を登っている若きショートストップ。 そんな彼にレギュラーとしての自覚を尋ねると、返ってきたのは意外な答えでした。 田中:僕はまだレギュラーじゃないんで。2年3年レギュラーで出ずに本当のレギュラーとは言われないので。 8月27日・去年の出場数110試合に到達 田中:未知の世界なので、一戦一戦一生懸命やっていこうと思います。 田中:本当に毎試合毎試合勝つことだけを目標にやっているので、1試合でも多く、活y…勝利に貢献できるように頑張ろうと思っています。 ── RCCテレビ「RCCニュース6」(1日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
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