8年ぶりのカープ 黒田が今を語る | |
男気と呼ばれ、社会現象にまで発展した8年ぶりの日本球界復帰。カープ・黒田博樹投手は周囲の注目も集まる中で、しっかりとファンの期待に応え続けています。 ここまでの成績は8勝6敗、防御率2.85。この現状は黒田投手自身の目にはどう写っているのでしょうか。 黒田:良い試合もあれば悪い試合もあったので、ちょっと波があるというか、全てが試行錯誤で、毎試合毎試合探りながら相手を見ながら投げているというのが現状かなと。 メジャー帰りの黒田投手が直面しているのが、これまでと違う登板感覚。アメリカでは中4日が基本。一方、日本では一般的に1週間に1回投げる中6日。登板日の2日後は休みとなります。この違いを黒田投手はどう感じているのでしょうか。 黒田:(間隔が)長くなれば…いいじゃん!と思う人もいると思いますが、たしかにアメリカにいる時は4日間の間、完璧に気持ちを切ることがなかったので、これが日本に帰ってくると休みもあって、登板感覚も空いて、結構気持ちの部分で1回切ってしまう部分があるので、そういう部分での難しさは自分では感じていました。 先週の日曜日、ついにこの時がやってきました。リーグ戦も終盤、チーム浮上の為に日本復帰後初の中4日での登板です。 しかし、序盤からランナーを背負う苦しいマウンド。それでも粘りの投球で巨人打線を抑えます。 7回1失点の好投で、チームを勝利に導きました。 黒田(お立ち台時):今日のゲームは見ている人の方が疲れたんじゃないかと思いますけどね。本当に一番は自分の成績よりも自分の投げたゲームでチームが勝てることが一番だと思っているので、それが今日できて良かったと思います。 メジャーでも中心選手として活躍した黒田投手。世界を知る男から見たカープの実力とは。 黒田:個々の力というのはすごく良い力を持っている選手がたくさんいると思いますし、ただそれが今は噛み合っていなくて今の順位にいる感じですね。一人一人の投手にしろ野手にしろ技術的な部分のレベルは高いと思っています。 ここでちょっと気になるプライベートに迫ります。 Q.休日はどのように過ごしていますか? 黒田:アメリカの時はほとんど休みがなかったので、休みの日は昼ぐらいまで寝て、ちょっとボーッとして、夜ご飯食べて、休みが終わっていましたが、日本に帰ってきてから頻繁に休みが取れるので、そうなった時になかなかすることがなくて、ちょっと困ってます。 ── テレビ新広島「全力応援 スポーツLOVERS」(29日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 | |
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