カープ浮上へ・野間峻祥 「小さくまとまるな」 |
ドラフト1位ルーキーの野間。 春のキャンプから松山、鈴木誠也らとの熾烈なライト外野手争いに加わり、開幕1軍を目標に取り組んできました。その結果、開幕1軍は果たしましたが本人はこの現状に満足はしていません。 インタビューしたのはプロ野球史上2番目に長かった先週の巨人戦の翌日。 ── いつ終わるんだって感じでしたか? 野間:中断が長かったですね。 ── 中断中は何をやられてました? 野間:ずっとバットを振ってました。バットを振ったり走ったり…出番(代走)が来たのが日をまたいでましたからね。 3月29日 開幕3戦目、初スタメンでいきなりの2安打。期待のルーキーは”持っている”ところを見せます。その後もスタメン出場を続け、5戦目には早くも猛打賞で初打点も記録。3ベースヒットで足の速さも見せつけます。 しかし、その直後の試合から6連戦で3安打と不振に。スピードボールについていけずプロの洗礼を浴び、スタメン落ちの日が続きました。 ── ルーキーイヤーですが、ここまでずっと1軍に帯同しています。どんなシーズンになっていますか? 野間:いろんな経験をさせてもらっていますね。 そんな逆境を自らのバットで跳ね返します。4月19日にはプロ初ホームランでアピール。 初ヒーローの第1声は…。 野間:若い力でどんどんチームに勢いをつけられるように個人的には頑張ります。チームとしては連勝できるように頑張りますので、これからも応援のほどよろしくお願い……shimasu。 ヒーローインタビューで噛んだリベンジの機会は1週間後に訪れました。タイムリー3ベースヒットを放つなど久々のスタメンで3打点の活躍。 野間:今日は噛まずに言いたいと思います。 野間:明日も勝てるように全員プレーで頑張っていきますので応援よろしくお願いします! ── お立ち台でも明らかに噛まない様にという成長を見せていますが。 野間:完全に置きにいってました。 ── バッティングと真逆ですね。 野間:思い切りがないですね(笑) 印象に残っているシーンを聞くと、1アウト二塁で2ボールからのこの場面(7月20日)、バットを折られたシーンでした。 野間:無理にいかなくていい場面で、強引にいって、それは本当に悔しかったです。 悔しさを糧に成長しようとする野間は前半からスイングは変えず、変えたのは気持ちでした。 野間:速いと思うとどうしても力が入るので、それを意識せず、軽く打つぐらいのイメージで打席に入れているのかなと。 8月4日 野間は自分の持ち味を生かすバッティングを目指します。ゴロを打とうと強く振ったという打球は高く跳ねて執念の決勝タイムリーに。 野手では3番目に多い3度目のお立ち台に立ちました。 野間:「小さくまとまるな」「思い切ってやっていけ!」という風にずっと言われています。 ── チームの中で一番仲の良い選手、野手は? 野間:そんな誘導的な(笑) 野間:51番(鈴木誠也)、いいライバルでもあり、いい関係なのかなと。 ここ数試合、鈴木誠也にスタメンを奪われた格好ですが、野間は自分の現状を冷静に受け止めています。 野間:自分で打ちにいく球を選べている時は良い結果になっています。 野間:やっぱり打撃であったり何でもいいから塁に出る事、自分の足が一番の持ち味だと思うので。それを生かせるだけのことが試合で出来れば。 低迷する打線の起爆剤になれるのか。期待は高まります。 ── RCCテレビ「RCCニュース6」(26日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
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