後半戦の起爆剤に! 下水流昂 |
プロ3年目、ファームの主砲・下水流昂が覚醒を遂げています。 今季、ホームラン10本はウエスタン・リーグ1位、打率・打点はリーグ2位の成績。 2015年シーズン前半を振り返ってみて 下水流:2軍で前半戦が終わってしまいましたけど、3年目で後がないですし、若くもないので、なんとか結果を残せるようにと思っています。 そもそも打撃には定評がありました。名門・横浜高校の4番として甲子園で優勝、大学、社会人とエリート街道を歩んできました。 その源は小学校時代から鍛えてきたというリストの強さにありました。 下水流:手首だけは鍛えてましたね。小学校の頃からお風呂の中で振りながら。 下水流:小学校の時のコーチが毎日、腹筋・背筋・手首は欠かさず鍛えとけみたいに言われてて。 2013年、カープに入団。ルーキーイヤーから1軍でヒットも放ちましたが、2年目の去年はオフの右足手術で出遅れた上、春先に左足を捻挫、リズムに乗れず一軍昇格はなりませんでした。 昨年を振り返り 下水流:2014年は打席数も少なかったですし、何とも言えないシーズンでした。 しかし、今シーズンは開幕からコンディションも良く、スタメンで起用されることも増えました。1日4打席立つ中で、相手投手の理解も進み、試合の中で自分の打撃を修正できるようになったといえます。 バットが下がるクセを修正することで、プロのキレのある球にも対応でき、踏み出す左足の使い方を工夫することで安定感も増したのです。 下水流:打ちに行く時に左足がズレると上体もズレちゃうので、左足の踏み込みを安定させることで、思っている所にバットが出せるというようなことを意識しています。 アマチュア球界を席巻してきた下水流のバットが、いよいよプロの世界で開花しようとしています。まれに見る混戦のセ・リーグ、後半戦のカープの起爆剤になりうるのはこの男に間違いありません。 下水流:僕は2軍で結果を出して待つだけですね。いつ呼ばれても良いように準備だけはしていきたいと思います。 ── RCCテレビ「Eタウン・SPORTS」(18日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
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