ファーム情報 堂林「現実を受け止めて」 |
4月5日に1軍昇格を果たしたものの、限られた出場機会の中で思うような結果を残せなかった堂林は、5月30日に再び2軍に降格。 あれから1ヶ月。かつてない苦境に立たされた男は今、何を思うのか。 ── ファンの多い選手ですから、今どうしているか気になっている方も多いと思います。 堂林:結果も出たり出なかったりと、それが野球なんで仕方ないですけど、自分の納得する内容と結果が合う事というのが、今年はなかなか少ないです。技術を少しでも上げられるように今は毎日やっています。 ── どのようなことを? 堂林:打ちに行く時に左足が流れるクセがあるので、それを残し過ぎず…一番難しいところなんですけど。 堂林:意識してなかなかできるものではないので、そこはトレーニングで体重の位置というか。 ── これだけ長くファームにいるという経験は堂林さんにはあまりないと思うんですが。 堂林:打てないから今ここ(2軍)にいるわけであって、そこは現実をしっかり受け止めて、まだ今季は終わった訳ではないですし、いつ(1軍に)呼ばれてもいいように、今はそういう気持ちでやっています。 堂林:試合に出させてもらえるのは2軍の方が多いですし、そこは良い方に受け止めて、試合の中で何か得るものというのは、絶対(試合)に出ている方が多いと思うので、そこはプラスに考えるようにしています。 ── 今、2軍の試合に出ている中で何か見えてきているものはありますか? 堂林:4打席あって失敗も多いスポーツなので、失敗が多いのは当たり前なんですけど、同じ失敗は繰り返さないように、そういう意識を持ってやっています。 ── 奥さんのお腹の中に赤ちゃんがいるということで、そういう面で気持ちに変化はありますか? 堂林:産まれてくる前には、しっかりとした所にいられるように、産まれた時には来年が始まっていると思うので、悪い言い方になるかもしれないですけど、来年への準備の段階だと思っています。 ── 自分を1からステップアップさせるためのシーズンと? 堂林:まだ(シーズンが)終わっていないので、そういう事は言えないですけど、まだ諦めたわけではないので。 堂林:今季は今季で、来季に向けても…という、また違って方向でも考えられればいいと思います。 ── 広島ホームテレビ「勝ちグセ。サンデー『恋すぽ』」(28日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
安芸の者がゆく@カープ情報ブログ
プロ野球・広島東洋カープに関連した情報等をお届けする個人ブログ。速報・話題・予想先発・2軍情報など