新井貴浩 盟友に語る思い ~8年を経て今~ (Page:1) | |||
新井:っしゃあ。ここはいいね。眺め最高。 横山:復帰について不安ではなかったですか? 新井:すごい不安だったですね。すごい悩みました。 横山:FAで阪神に行った時と、(広島に)帰ってくる時とでは? 新井:同じぐらい…同じぐらい悩んだ。 新井:もちろん「帰って来い」と言われて嬉しかったけど、客観的に考えると「帰れないよな。帰っちゃダメだよな~」っていう。”帰りたいけど帰れない”っていうので、ずっと悩んでて。 新井:そんな時にアメリカの黒田さんから電話を貰って「どうするんだ?」と聞かれて「悩んでます」「さすがに帰ったらマズイと思います」と答えたら「何を言ってるんだ。帰ればいいじゃないか」と言ってもらえて。 横山:後押しがあったのね。 横山:… 横山:マツダスタジアムで…の…。 新井:棒読みやないか(笑)棒読みやん! 横山:(復帰後初の)お立ち台があったじゃないですか、あの時のファンからの声援というのはどうでしたか? 新井:本当に嬉しかったですね。 新井:まさかキャンプ、オープン戦…開幕してから、こんなにファンから声援がもらえるとは夢にも思ってなかったので。 新井:本当にブーイングと罵声の中、やる覚悟で帰ってきたんで、本当に感動したというか。 横山:良かったですね。愛されて。ファンの皆さん温かいですね。 新井:温かいですね。感動しましたね。だから今度は…なんていうか自分が感動をもらったので、自分のプレーで少しでもファンを喜ばせてあげたいと思って毎日やってます。 新井選手にカープ復帰を勧めた黒田投手も、その後にカープ復帰を決めました。共に涙しながら去り、奇跡的に一緒に帰ってくることになった二人。再び赤いユニフォームで共に戦っています。 新井:本当にね、漫画でもなかなかこういうことはないぞ、というような展開になったし、今でも試合が終わった時とか、黒田さんと食事している時とかは、ふと「同じチームでやってるんだなー」と思う時がありますね。 横山:黒田さんは帰ってきて15番、新井は28番。背番号は25番が良かったなということはある? 新井:全くないです。何番でもいいし。 横山:でも23番は付けたくなかった? (23は横山さんの番号) 新井:付けたくないというか、偉大な番号なんで。自分が付けたらダメだろうと。自分には重すぎたんで。 このあとも 新井貴浩選手 熱き思い ── RCCテレビ「RCCニュース6」(19日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 | |||
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