選手会長・梵 南国グァム自主トレに密着! |
照りつける日差しの下、トレーニングに汗を流すカープの選手会長・梵英心。己を高めようと自らを追い込みます。 梵:一番の目的は自分が活躍するために来てるので。 南国で始まった自主トレに密着しました。 自主トレに密着 日本から飛行機でおよそ3時間。南太平洋に浮かぶ常夏の島・グァム。今月8日、自主トレの為、梵をはじめ4人の選手が訪れました。気温28度の南国の空気が出迎えます。 梵:暖かいっすね。頑張れそうな気がします。 會澤:体が動けるようにしっかりやりたいなと思います。 レンタカーのハンドルを握るのは梵自ら。選手会長が気にかけているのがスイッチヒッターに挑戦している上本崇司です。 梵:やることは倍以上あるし、キャラを探す旅でもあるから、あいつは大変だろうなと。 若手を気にかける梵も、今年は節目の10年目を迎えます。ヒザの古傷と付き合いながらのトレーニング。温かいグァムでの自主トレを決意した理由の一つです。 グァムでの自主トレは、島一番の設備を誇るジムでスタートしました。 キャンプさながらのハードなメニューを取り組みます。今回のグァム自主トレ一番の取り組みは、自らの体をイジメ抜くことです。 一方、初参加の會澤は… 會澤:僕はウェートです。この時期は。 去年、シーズン途中にケガで離脱した苦い経験を糧に、一から体作りを見直します。 會澤:今年が勝負の年だと思っているので、全試合出場するためには、それなりの筋肉や体力が必要だと思うので、それを見越してやっているという感じですね。 ビーチでは下半身強化のトレーニングに取り組みます。不安定な足場を利用したグァムならでは(?)のメニューです。 初参加の上本もこの表情。先輩がハッパをかけます。 會澤:誰のためや! 上本:(新妻の)エミです! ── 誰のためや!(2度目) 上本:エミノスケです!!! ▼ 梵:明るく(自主トレを)出来てるなと思いますけどね。上本と會澤が明るくやってますし。ホテルに帰ってもすごく明るいので、僕はすごく助かってますけどね。 共同生活 選手達の拠点はホテルのコンドミニアム。 選手4人、トレーナー2人の共同生活です。食事なども自分達で用意し、野球漬けの生活を送ります。 梵:今回、コンドミニアムなんで、共同生活っぽいんで、キャンプの「前ならし」ぐらいです。 トレーニングの合間、選手達から出てくるのは野球の話。この日は小窪のスローイングで、互いに意見を交わします。 グァム最大の野球場「パセオ球場」 ここでボールを使ったトレーニングを行います。 3年前、右ヒジを手術した小窪は、動画を使って自らのスローイングを念入りにチェックします。 小窪:なかなか、こういう機会じゃないと(できない)。自分の感覚と映像はズレてる部分があるんで。そこをしっかり確認しながらやってます。 今年、スイッチヒッターへの転身をはかる3年目の上本崇司。生き残りをかけてバットを振り込みます。 そんな上本を気にかけていた梵が、バットの使い方を指導します。打撃力向上が課題の上本にとっては大きなチャンスです。 上本:やっぱり梵さんみたいな打撃をしてみたいという思いはあるので、このいい機会に聞いてみようかなとは思います。 會澤:一緒に先輩方も来られているので、少しでも見て聞いて、僕にプラスになることはどんどん積極的にやっていきたいなとは思います。 梵:1番の目的は自分が活躍するためにココに来ているので、そこが大前提として考えないといけない事なんですけど、やっぱり若い選手が一緒に来ているので、何かしらサポートできればなと思いながらも、一つでも何か日本に帰った時に、財産になるような期間になってくれればなと思いますね。 それぞれが課題を持ち、取り組むグァム自主トレ。10年目の梵も今年から指揮を執る緒方監督の期待に応えるべく、一心にバットを振り込みます。 梵:(緒方監督は)現役中も一緒にやらしてもらって、コーチの間も一緒にできたというのはあるので、そういう意味では一番気合が入ってるのは緒方監督だと思うので、その気持ちに負けないようにやっていきたいと思いますし、その気持ちに応えられるような活躍ができればなと思いますけど。 ── 広島テレビ「テレビ派 3部」(11日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
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── 広島テレビ「進め!スポーツ元気丸」(11日放送)より |
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