今日の日南キャンプ 最新情報 |
緒方監督:このキャンプの1番の目的は選手個々のレベルを上げてもらうこと。それを重点を置いてやるキャンプだと思っています。 昨日から始まったカープの日南秋季キャンプ。新生・緒方カープにとってどんな実りの秋となるのでしょう。 キャンプ地・宮崎県日南市は最高気温が23.2度。今日は曇り空のもと、若手中心の42人がキャンプ2日目の練習をスタートさせました。 「力がなければ広島に帰す」と指揮官が明言する厳しい競争の始まりです。 まず若手野手の早出練習から。「メディシンボール」を使いバッティングフォームを意識したトレーニングや、守備のステップを意識したラガートレーニングなど、下半身強化のトレーニングの中にも野球の基礎となる動きを取り入れています。 緒方監督がキャンプのテーマの一つに挙げている守備力強化。正確な捕球動作を身に付ける為、片手での捕球練習など1時間を基礎練習に費やします。 さらに緒方監督の視線は守備の要・キャッチャーにも向けられました。次代を担う會澤らが捕球から投球までを繰り返す。こちらも基礎練習に汗を流しました。 全体練習開始から1時間半。早くもダウンするほど厳しいメニューが続きます。 アウトカウントやランナーも想定した実戦形式の守備練習ではこんな一幕も。 (中村恭平がセカンドに悪送球) ミスにはコーチから厳しい指導が、緻密な野球を目指します。 そしてキャンプでのもう一つのテーマが機動力。選手には一つでも先の塁を目指す積極的な野球を叩き込み、接戦を勝ちきる集団作りへの意識を植え付けています。 午後のバッティング練習では、コーチ時代見ることのなかった2軍選手を含め全ての選手に視線を送りました。 下水流昂:常に見てくれてるので、良いモチベーションにはなっています。 鈴木将光:チャンスだと思うし、本当に死ぬ気でやっていきたいと思います。 そんな中、守備力を重視する監督らしい発案。右バッターの上本が急遽、左打席に立ちました。 監督は上本について「彼の守備力は1軍で需要がある。なんとか彼を活かす方法はないかと考えた」と理由を語り、スイッチヒッターに専念させる方針を示しました。 目指す野球の方向性がハッキリと現れ始めたカープ日南秋季キャンプ。今夜の元気丸は緒方流・鍛錬の秋を徹底解剖します。 ── 広島テレビ「進め!スポーツ元気丸」(2日放送)より |
安芸の者がゆく@カープ情報ブログ
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