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前田健太「結果が出ないが1軍で投げないといけない選手が一番苦しい」=プロ野球・広島 [2014.10.10]

配信:2014年10月10日(金)23時08分 | カテゴリ:広島東洋カープ | タグ:大瀬良大地 , 中田廉 , 前田健太 ,

NHK総合・広島は10日、「フェイス『カープ 悲願への挑戦~快進撃を支える勇者たち~』」を放送。「育てて勝つ」チーム哲学のもと選手たちはどのように成長をとげたのか。

── NHK総合・広島「フェイス『カープ 悲願への挑戦~快進撃を支える勇者たち~』」(10日放送)より
快進撃支える若い力

ルーキーの大瀬良大地投手。

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カープでは17年ぶりとなる新人での二桁勝利。先発ローテーションの一人として1年間投げ続けました。

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大瀬良:”頑張れ”っていう言葉を”次はどこ戦だ”という言葉で言われているような気がして、「絶対に期待に応えてやろう」とずっと思ってました。

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カープが大瀬良投手に注目したのは高校3年生の時。将来、チームの中心投手になれる才能を見出していました。

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大瀬良投手を獲得した今シーズン。首脳陣はある決意を固めていました。

”けがをしない限り1軍から落とさない”

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実戦を通して育て上げると決めていたのです。

山内コーチ:1軍で投げることによって打たれたり抑えたり、お客さんの多い観衆の中で野球をやることによって、それ(実力)以上のものが出てきたり、逆にプレッシャーを感じてしまったり、成長っていう部分はあると思います。

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大瀬良投手はいきなりチームの期待に応えます。武器は力のあるストレート。初勝利から5連勝の活躍でカープの序盤の好調を支えました。

大瀬良:チームを背負うというか代表するというか、1年目ですけど使っていただく以上は、そういう気持ちを持ちながらやらないといけないと思いますし。

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大瀬良:本当にそこで投げさせてもらえるありがたみ、感謝を持ちながら、しっかり勝てるように頑張りたいと思います。



今シーズン一軍でのチャンスを掴んだもう一人の選手がいます。入団6年目の中田廉投手。昨シーズンまで好調を持続できないことが課題で、一軍に定着できずにいました。

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中田廉:やっぱりそろそろ結果を残して1軍に定着しないとまずいんじゃないかなという思いはありましたね。誰よりも練習して誰よりもやったって思えたら、結果が出るんじゃないかなって自分に言い聞かせたんで。


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中継ぎに生き残りをかけた中田投手。キレのあるストレートを軸に結果を残していきます。毎日登板の可能性のある中継ぎ投手。中田投手はシーズンを通して結果を残す努力を重ねていました。

試合前、キャッチボールのフォームを撮影してもらう中田投手。肩の動きや筋肉の伸びなどから、その日のコンディションを判断。最善の投球を考えていたのです。

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さらにどんな場面でマウンドに立っても結果を残せるよう、連日バッターとの対戦イメージを研ぎ澄ませていました。



5月13日

中田投手が手応えを感じた試合があります。5月13日の阪神戦。

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同点で迎えた9回、無死ランナー二塁の場面。対するは5番のマートン。3ボール2ストライク。決め球は考え抜いた一球でした。

フォークボールで三振。

中田廉:今までの僕だったら間違いなくまっすぐだったんですけど、ストライクゾーンからボール球に落とせば、マートンだったら振るんじゃないかなと考えて投げましたし。

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中田廉
:それが考えて投げられて、なおさら結果も出たので、もしかしたら今年はやれるんじゃないかって思いましたね。


自らの努力で一軍に定着した中田投手。チーム最多の66試合に登板し、快進撃を支えました。

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交流戦に入った6月、大瀬良投手は壁にぶつかりました。ランナーを背負うと投球が乱れ、大量失点を喫していたのです。

交流戦以降の2ヶ月で、勝ち星はわずかに1。

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それでも首脳陣は負けから学んだ事を糧に「より成長してほしい」と一軍のマウンドを任せ続けました。

大瀬良:悪いところ。フォームであったりとか、体のことであったり、あんまり調子良くないところを探しながら、悪いところを埋めていこうというか。いつかは勝てると思って、きつかったですけど、できることを精いっぱいやろうと思って。

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大瀬良投手の苦しみを理解し、支えとなったのがエースの前田健太投手です。

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前田健太:2軍でもがいてる選手が一番苦しいと思われているかもしれないですけど、僕が経験した中では「結果が出ないけど1軍で投げないといけない選手」というのが一番苦しい選手だと思うので。

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前田健太:(大瀬良投手は)すごく悩んだと思うし、苦しかったと思います。

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一軍のプレッシャーの中でスランプを克服してきた前田投手。自分の経験を伝えたいと思っていました。

大瀬良:最近ピンチになるとテンパってちゃうんですよね。ヤバイヤバイと思って、アウト1つ取りたいと思って。

前田健太
:ピンチになってから考えるんじゃなくて、ピンチを予測しとかないと。

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前田健太:7番8番9番(のバッター)を絶対抑えられる自信があったら、5番6番ノーアウトでヒット打たれても7・8・9で3アウト取れればいいやっていう。

前田健太:そういう(打者との)巡り合わせをいろいろ考えていけばもっと楽になると思う。毎回三者凡退じゃなくて良いと思うんだ。俺は。

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一軍のマウンドという重責と戦い続けた大瀬良投手。9月6日、初めての完封勝利。さらに10勝目も挙げてカープの欠かせない戦力へと成長していきました。

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大瀬良:いいこともきついことも1軍でやれたからこそ、技術的な足りなさとか、精神的な足りなさとか、そういうこともすごく気付けしたし、1年間通してシーズン初めよりも成長できている部分っていうのも、今、自分の中で感じています。

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── NHK総合・広島「フェイス『カープ 悲願への挑戦~快進撃を支える勇者たち~』」(10日放送)より
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