今日のインタビュー |
── 今日のインタビューは赤松真人選手です。よろしくお願いします。 赤松:よろしくお願いしまーす。 ── 今、タンクトップといいますか、ノースリーブな姿ですけど、やはり良い筋肉されてますね。 赤松:いやいやいや、体質なんですよ。 ── あまり脂肪がつかない? 赤松:つかないですね。 ── 筋肉はつきやすいんですか? 赤松:つきやすいです。 ── アスリートの体質なんですね。 赤松:筋肉をつけすぎないように気をつけています。1回体重を80キロまで増やしたことがあるんですよ。そしたらやっぱり肉離れしちゃって、急激に筋肉をつけるのはよくないのかなって。 赤松:だからなるべく体重は前後しないように、維持できるように頑張ってます。 トレーニング リスナー:その筋肉を維持する為に、どのようなトレーニングをされているのですか? 赤松:ウエイトトレーニングで重い道具を使わない。自分の体重でどれだけトレーニングできるか。 ── 思いっきり負荷をかけるわけでなく。 赤松:いったら自分の体重で腕立て伏せとか腹筋とか。そういう体幹のトレーニングをしっかりしての筋肉維持、体重維持というのが一番のトレーニングになると思うので。 大事な場面での準備 リスナー:大事な場面で代走などで登場されて盗塁を決めてホームに帰ってこられたりしますが、いつもどんな準備をされていますか? 赤松:マツダスタジアムだったらロッカーの裏に長い廊下があるので、そこで走ったりも出来るんですけど、特に神宮とかに行ってしまうと走るところないんですよ。 赤松:だからもう最低限のストレッチとやれるだけの動き。足を上げたりジャンプしたりしかできないので、ぶっつけ本番みたいなところがあります。 ── 投手のクセなどをベンチで観察されていると思うんですけど、一番ここに注目してるっていうのはありますか? 赤松:それは投手によって違いますね。足なのか、腰なのか、お尻なのか、背中なのか、顔なのか。 ── 顔もあるんですか? 赤松:ありますあります。顔にクセがでる投手もいますし。 歓声 リスナー:場内アナウンスで代走・赤松と流れると「おー」と歓声が上がり鳥肌が立ちます。歓声は感じますか? 赤松:大事な場面で歓声が上がるというのはすごい嬉しいんですけど、大事な場面と分かってるんで、あまり聞こえてないです。 赤松:集中しないといけないんで。集中しないとというか、勝手に集中してるんで。あまり歓声というのは分からない時が多いです。 レフト守備 リスナー:赤松選手は足の速さでファインプレーを連発していますが、自分でもスゴイと思うようなプレーや、印象に残っているプレーはありますか? 赤松:やっぱりフェンス登って捕ったホームランキャッチが一番、皆さんも覚えていると思います。僕も…やった時はあんまり覚えてないんですけど、今になって考えたらやっぱりすごいプレーをしたんだなと思いますし、もう1回やれと言われたら出来ないし。 赤松:あれはすごいプレーだなと思います。ああいうのはまぐれに近いプレーですけど、今はレフトを守る事が多いので、レフトを守ってて「レフトを守ってる人ってすごいな」と改めて思いましたね。僕は。 赤松:レフトってやっぱり難しいです。かなり難しいです。打球は速いし、すぐ来るし、フェンスはすぐ後ろの近くにあるし、照明は目に入るし、だからそれが一番難しいですよね。 スパイダーマンキャッチ リスナー:スパイダーマンキャッチを見て赤松選手の大ファンになりました。草野球チームでマネージャーをしてるんですが、あのプレーを見てからグラウンドに出たいという思いが強くなって、バッティングセンターに通い始めたり、ジムに通い始めたり、素人ながら30歳近くになって野球を始めました。 リスナー:それぐらいあのプレーは私にとって大きな影響がありました。 赤松:ありがたいですねぇ~。 菊丸とのキャッチボール リスナー:試合前の練習でよく投手・赤松選手、捕手・丸選手、打者・菊池選手でキャッチボールをされていますが、きっかけはなんだったんでしょうか? 赤松:きっかけはですね。僕の練習から始まったんですよ。ストライクを放るという練習。 赤松:遊び感覚でストライクを放る。ストライクを放るって難しいんですよ。実際僕もあの短い距離でストライクを放ることって、ゲーム中だって絶対ないじゃないですか。遊びとして、遊び感覚で指先の感覚を確かめるというか。 赤松:というので始めたのがきっかけです。 ── きっかけといいますと、ホームインした時にベンチ前で手をプラプラさせてますが、先日、天谷選手にインタビューした時に「あれは赤松さんがやってたから真似しました」とおっしゃってたんですけど、あれはなんなんでしょうか? 赤松:あれは違う感じで出迎えようみたいな。色んなチームが(独自の出迎え方)やってるじゃないですか、色んなポーズとか。だからやってないのを考えていこうというので、とりあえずやりはじめたというだけです(笑) 赤松:意味は全くないです。どうしようかと小窪と話してて「これでいいんじゃない」って手をプラプラする奴が始まったんですけど。たぶんもうすぐまた新しいのが出来るんじゃないすか。 赤道直火ユニフォーム リスナー:赤道直火ユニフォーム、自分が一番似合うと思いますか?それとも誰が似合いそうですか? 赤松:今回のユニフォームは全員が似合うと思いますよ。 ストレス発散法 リスナー:お休みの日のストレス発散法などがあったら教えてください。 赤松:100%子供ですよね。カワイイです。カワイイ以外に何も無いです。 赤松:でも今、今年5歳になる長男がですね、弱っちくて、すぐ泣いちゃったり。「かわいいかわいい」と言っちゃうと、どうしもて弱い男になっちゃうのかなと思ったから、今はちょっと離したり、ポンと怒ったりという事をチョイチョイ入れてます。 赤松:本当はしたくないんですよ。 ── 愛があってしてるんですね。 赤松:そうなんですよ。あんまりやりすぎるとどうしても、ちょっと出来ないことになるとすぐ泣いたり、「できない」とか「お腹が痛い」とか言い訳するようになってきたんで。なるべく「やれ」と。今は心を鬼にして言ってますね。 最後に リスナー:娘が赤松選手の大ファンです。今年は仕事が忙しくなかなかマツダに応援に行けませんが、益々の活躍を楽しみにしています。 赤松:ありがとうございます。 ── 最後になりますが、ファンの方にメッセージをお願いします。 赤松:今年は本当にベンチにいる事が多いですけど、チームを見ていてすごい勢いがあるし、すごいみんな考えながら結果を出しているので、たまたま勝っているという試合ではなく、意味のある勝ち方をしていると思うので、本当に今年は期待できると思います。 赤松:僕も大事な場面で代走とか守備とか行ってますけど、そこで結果が出せるように頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします。 ── 広島FM「DO THE CARP」(8月11日放送)より |
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