2ヶ月間白星なし 悩めるルーキー・大瀬良大地に聞く |
ルーキーイヤーここまでは ── 大瀬良:1日1日を大事にここまでやっていたので、そこまで「早いな」という感じではなかったんですけど。思い返してみると、すごく早く感じます。 4月16日の阪神戦でプロ初勝利、それから1ヶ月間で5連勝 ── 大瀬良:最初に、すごく良い流れで一つ勝たせてもらってからは、その勢いもあって勝ちを付けさせてもらっていたんですけど。 大瀬良:ここ最近は思うようなピッチングができなくて結果もついてこないですし、完投するのが当たり前だった学生時代でも、今は5回投げきるのが精いっぱいだし…。 大瀬良:一つアウトをとるのも難しい世界。 そんな悩めるルーキーに長崎の高校時代の恩師・金城監督からの言葉は ── 金城監督:スタートがあまりにもうまくいきすぎましたから…私からすると逆に(勝てない状態は)良かったんじゃないかと。 金城監督:すんなりトントントンと行きすぎてしまうと、2年目、3年目に壁が大きく立ちはだかりますから。逆に小さい山を経験して、それをクリアすることによって大きく育つのかなと…期待しています。 Q.新人王は? 金城監督:そんな甘くない(笑) (恩師のVTRを見て) 大瀬良:僕も高校3年間で褒められた記憶がない厳しい先生で、甘い言葉をかけてもらうよりも厳しい言葉を言ってもらった方が「なにくそ」と思って見返してやろうという気持ちになれるので。 大瀬良:そうやって僕もここまでやってきたんで。本当に先生が言ったように1つずつ壁を乗り越えていかないと、本当に厳しい世界なので気持ちで負けないように前を向いてしっかり頑張らないといけないなと思います。 勝てない苦しみにあってこそ、学ぶ事も多いのではないでしょうか ── 大瀬良:最初の頃は(負けて)切り替えが全然できなくて、あまり寝られなかったりとか。 大瀬良:最近は色んな選手の仕草というか、どういう気持ちの切り替え方をしてるんだろうと見ていると、当日で反省は終わって次の日からは元気にグラウンドで練習をやっている姿を見かけるので。 大瀬良:次どうすれば勝ちに結びつくのかということを考えながら、切り替えも少しずつできるようになってきました。 Q.フォームの修正は? 大瀬良:いい時と悪い時の映像を見て、「肩が開いている」「肘が低い」とか。 ── 6月21日以来白星なし 大瀬良:そうっすね。勝ちたいですね。僕もめっちゃ勝ちたいですね。とりあえず自分も勝ってホッとしたいし、周りの皆も早く勝ってほしいなと思ってくれている人もたくさんいると思うので。 大瀬良:そういう人達の為にも、まずは1つ勝てるようにがんばりたいなと思っています。 ── RCCテレビ「RCCニュース6」(15日放送)より |
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