<広島6-1阪神>(27日・マツダスタジアム)── 先発の福井は試合開始5分で1点を失うも、マートンを併殺に打ち取り初回を終えます。
野手陣は菊池が2回に2点タイムリー、6回には好走塁で本塁を陥れるなど攻守に大活躍。ルーキーの田中も25日に続き2試合連続の猛打賞。対左投手の打率を.333まで上げ、左右を苦にしない非凡な打撃を見せています。
福井は6回までは綱渡りの投球を続けていたものの、7回からは別人のような安定感を見せ始め、完投目前の9回にはスタンドから福井コールが沸き起こりました。
試合は広島が6-1で勝利。福井は今シーズン初勝利を3年ぶりの完投で飾りました。