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【ココスポ】 新井宏昌コーチにインタビュー/「相手の球の力を利用」(2/3)=プロ野球・広島 [2014.07.08]

配信:2014年07月08日(火)15時49分 | カテゴリ:広島東洋カープ | タグ:新井宏昌 ,
広島の新井宏昌1軍打撃コーチが7日、RCCラジオの番組「ココだけスポーツ&ニュース」にインタビュー出演。オリックスとホークスでもコーチを務められ、イチローを育てた名伯楽が語りました。インタビュアーは坂上俊次アナウンサー。
新井宏昌1軍打撃コーチにインタビュー

── 手応え的なものとか、数字以外の変化はいかがですか?

新井コーチ:だいぶ言ってることが分かるようになってきた選手が増えてきたということです。


── 新井コーチご自身にコーチングについて伺うと、新井コーチの現役時代、80年代後半に中西太さん(現役時代は数多くの伝説を残す強打者)、中西さんに出会って大きく変わられたと記事で読んだことがあるんですけども。あそこで気付いた打撃のポイントだったりコツはどのあたりだったんでしょう。

新井コーチ:「相手の球の力を利用しなさい」ということですね。自分は非力なものですから、非力だけども外野手でレギュラーを張るにはホームランをたくさん打たないといけない。

新井コーチ:昔はウエイトトレーニングはご法度の時代でしたから、そういうところで「遠くへ飛ばすこともやりなさい」となると、スイングも大きくなってムラができてしまう。

新井コーチ:そのムラを中西太さんに「ムラを作りすぎている」、そうではなくて「とらえるポイントさえよければ、ボールは相手の球の力を利用して飛んでいってくれる」ということを教えていただきました。

新井コーチ:それを実行すると確かにそれまで一桁しかホームランを打ったことのない自分が、2年続けて二桁本塁打を打つことができました。

新井コーチ:それを今の選手、カープの選手も力任せに打とうとする人が多く、ムラを作っている人が多かったので、それを無駄なく効率の良いスイングになってもらおうと思って、これまでやってるんですけど。



── では野球少年なんかも「遠くに飛ばす=大きく振る」イメージを持つ方も多いと思うんですけど、スイングの大きさだけではない?

新井コーチ:大きさではないんです。スピードは必要ですけども「とらえるポイント」ですね。相手投手のボールの勢いに負けないところでとらえることができれば、スイングの力が勝ちます。

新井コーチ
:それが仮に大谷投手の160キロでも。速い人というのはポイントにあわせるのが難しいだけであって、ポイントをあわせることができれば160キロの球を投げられてもボールは飛んでいってくれます。


── ですから新井コーチもけして大柄ではない。入団当初は60キロ台だったと。それでもだんだん打球が飛ぶようになると。

新井コーチ
:速い球大好きですよ。力要らないですよ。



── 中西太さんて公称が体重93キロ。そういう方の理論と、新井コーチのような細身のバッターの理論、非常にうまくあったといいますか、うまく吸収できたと。面白い感じがするんですけど。

新井コーチ:力のある人ほど力を使いたいというか、力を発揮したいという感じで、それが大振りに繋がる人が多いんです。

新井コーチ
:腕に力が入りすぎたり、力みガチになってしまったり、それでうまく当たらないという人が多いんですけど。、そういうことではなく、とらえるポイントさえしっかりすれば飛んでいってくれるということを体感してほしいんですよね。

新井コーチ:私は2軍監督も延べ5年やっているんですけど、2軍の選手にそれを言ってもなかなか分からないんです。「それを1軍でやらないと通用しないよ」ということを言ってもですね、1軍に行かないと分からないんです。

新井コーチ:カープの選手にも「そうしないと通用しないよ」「頑張らないとダメよ」「この先、夏に成績上げない選手はダメ」って去年言ってるわけなんです。丸は打っていきましたけど。

新井コーチ:そういう感じで夏は投手がへばるから、夏は野手がアベレージを上げるチャンスなので、それをやらないといけないんだけど去年はそれでアベレージを上げれた人はほとんどいないんですよ。

新井コーチ:今年はうまくいってもらおうと思ってます。



── ということは打撃陣のステップアップ、次の段階に挑戦する夏と。

新井コーチ
:丸の場合は状態は良いんですけど打とうという気持ちが強く、力が入りすぎてアベレージを落していったわけです。

新井コーチ
:経験を積んで上手くはなっているんですけども欲がでるというか、よりもう一つ上を目指そうという気持ちが力みに繋がって、去年は夏から失速したわけなんです。今年はそうならないようにしていきたいと思います。



── 丸選手なんかは本当に逆方向にも打球が伸びてますよね。


新井コーチ:去年もうまくいってまして、去年の前半の好成績はレフト前とか、レフトオーバーとか、レフト線とかたくさん打てたので。

新井コーチ:それが上手になってくるとライトの方に打ちたくなるんですよ。だんだんとより良い大きな結果を求めだして、ホームランが出だして彼は数字が落ちていったりだとか、そこによりよい大きな仕事、働きをしようという気持ちが欲とか力みに繋がって、去年の夏以降はよくなかったんですね。



── 新井さんこれまでホークスであったり、オリックスなどで指導して来られて「欲」との付き合い方というか、向上心の全てが必ずしもプラスにはならないというか、その付き合い方はどのようにアドバイスされて来られたんですか?


新井コーチ:欲は出さないといけない。目標は持たないといけないんですけども、その為に力んではいけないということですね。そこを自分で整理して気持ちをコントロールしないとダメです。

新井コーチ:夏はしんどい。苦しいですけど、これから梅雨以降もしんどい、苦しいですけど、へばりながらも自分のコンディションをしっかり保っていく。そこには相手の投手のほうが苦しいという気持ちを持っていってくれれば、少しは気が楽になるじゃないかなと思います。

新井コーチ
:無駄な動きをしないで、できるだけ体を静養につとめて、その打席に集中力を出していってほしいなと思うんです。この先。


── RCCラジオ「ココだけスポーツ&ニュース」(7日放送)より

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