《コーナー冒頭》 |
今シーズン4度のサヨナラ勝ちのうち2本の(サヨナラ)ホームランを放ち、ここぞというところで勝負強さを発揮しているプロ9年目の梵英心選手にお話を聞いてきました。梵選手は今シーズンから選手会長に就任、選手会長として現在のチームの状況から伺っています。 |
── 今シーズンのカープ、どう見てますか? 梵:強いですね。すごく良い雰囲気でやってると思いますし、鯉の季節終わったんですけど粘ってるなと…いう感じですかね。 ── 具体的に感じる雰囲気としては、今までとどういう違いを感じますか? 梵:去年、CS(クライマックスシリーズ)を経験したメンバーが、今ベンチに結構いるんで、そういう意味ではそのCSにいった経験がすごく自信になっているのかなというのは感じますけどね。 ── 強さの原動力といった点に関しては。 梵:やっぱり投手ですかね。投手が頑張ってくれて少ない点数で抑えてくれて、野手が少ないチャンスの中で、しっかり点を取れている。 梵:そういう歯車があっているというのが、今のところ好調の原因じゃないかなと思います。 梵:今現在の順位は特に意識してないんですけど、一番上に立てているというのは気持ちいいですよね。 梵:今まで、そこにいた事がなかったので。そういう意味では嬉しいですけど。現在の順位はほとんど気にはしてないですね。 ── チームとしては若手の活躍も目立っているかと思うんですけども。 梵:元気いいなと思いますよ。怖いもの知らずでどんどん行ってくれてるので。それはすごくありがたいと思います。 梵:ベンチも明るいですし、すごく良い環境でやらしてもらってますね。 ── 若手選手達に話しを聞くとですね。梵さんは口数は少ないんですけど、背中で伝えていく司令塔のような存在だという話を聞いたんですが。 梵:そうなんですかね(笑) 梵:グラウンドに入ったら、どうしてもスイッチが入っちゃうと思うので、余計な事を考えたくないし。 梵:ホテルとかね、そういうとこに帰れば普段通りの付き合いはしていきたいなと思いますけど。 梵:まぁ、若い選手が困った時に力になれればいいかな…という感じでやってはいるので。 梵:若い選手の刺激になれば立場的にいいかなと思っているので、切磋琢磨してやっていければと思います。 ── ここからは梵選手ご自身についてのお話を伺っていければと思うんですけども。ここまでのご自身の成績、振り返ってみていかがでしょう。 梵:物足りないですね。チームの成績がいいので、それに助かっている部分というのが結構あるので。 梵:正直、満足はしてないです。体の状態はすごく良いんですけどね。どうしてもイメージと一致しない部分が結構あるので。 梵:あとは結果を残さないといけない立場というのをすごく感じているので、とにかく試合に出た時はしっかり結果を求めてやっていきたいなと。 ── 今シーズン、サヨナラ勝ちが4試合。ここまでなんですけど、そのうち2本が梵選手のホームランと。 梵:そういうところで打てたというのがすごく…今ここにいれるので、もうちょっと違うところで打ちたいなと思っているので、頑張りたいですけどね。 梵:正直、何も考えてないです。普段通りというか、塁に出ようという気持ちだけで入っていって、ああいう最高の結果で終わるというイメージはないです。 ── メンタルが強いんだという風に梵選手の事を話す選手もいたんですよ。 梵:みんなね、大人の発言してくれて嬉しいんですけど、そんなに強くないですよ。僕は。 梵:若い選手は優しいんでね。 ── TBSラジオ「プロ野球東西南北」(30日放送)より |
安芸の者がゆく@カープ情報ブログ
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