《前編》 |
── 今日のインタビューは初登場、ルーキーの西原圭大投手です。よろしくお願いします。 西原:よろしくお願いしまーす。 ── あの~88年生まれ? 西原:88年生まれです。 ── 今25歳で、今年26歳ですよね。 西原:はい。 ── 同い年なんですけど、とても同い年とは思えないような大人っぽさを感じるんですけど。気のせいでしょうか。 西原:いやー、そんなことないんですけど、毎日精一杯いっぱいいっぱいで生きてるんで。 リスナー:初めての一軍のマウンドどんな気持ちでしたか? 西原:夢かなって嬉しい反面、もうドキドキで頭真っ白でしたね。 西原:テレビで見てたのが、今自分の目の前で起きてる現実みたいな感じで、うわ~。ちょっとびっくりしましたね。 リスナー:新人という事で、初めて対戦するバッターの方ばかりだと思いますが、どなたが一番すごいなーと思いましたか? 西原:まだ少ない選手としか対戦してないんですけど、この前交流戦でホームランを打たれた長谷川選手(ソフトバンク) 西原:ほんま、うわー天才やなと思いましたね。ちょっと甘くなったところを逆方向のレフトスタンドに運ばれたんで、やっぱ「ちゃうなー」と思って。プロの洗礼というか、技術の高さと言うのも思い知らされましたね。 リスナー:一軍と二軍の両方を経験して、ここに気をつけないと二軍では抑えられても一軍では通用しないと思った事は何かありますか? 西原:コースと高さというのは、きっちり投げないと。 西原:二軍ではある程度アバウトに投げてても、打者の方が打ち損じてくれてミスってくれて、打ち取れる場面があるんですけど。 西原:上では捕手が構えた所通りに投げないと、打者のレベルがすごい高いので打ち取れないというイメージがすごい強いですね。 ── 調子が良い時の自分なりのバロメーターといいますか、この部分が調子良いと、バシっと決まるんだというのはありますか? 西原:僕は真っ直ぐを投げて調子の良い時は、感覚の問題なんですけど、シュート回転でも上に上がるイメージ。伸びるイメージでシュート回転してる時はすごい調子が良くて。 西原:逆にシンカー軌道で落ちてる時は調子があまり良くないなという感じですね。 リスナー:社会人出身ということで、社会人時代と野球漬けのプロの今はどちらが大変ですか? 西原:社会人時代の方が僕は色々しんどかったかなと思います。 西原:業務優先というところがあったんで、8時間働いた上の野球っていうとこだったんで、両方とも責任持ってちゃんとやらなきゃいけなかったんですけど、今は大好きな野球1本で、野球の事だけ考えて日々生活してるんで。 西原:やはり好きな事を精一杯できる方が楽じゃないですか。楽しいんでまだ耐えていけるかなと思います。 ── 8時間勤務されて…何時から何時までですか? 西原:朝8時半始業で、15時15分まで働いて、16時から20時ぐらいまで野球をやって…みたいな。で、土日にオープン戦が入ってきて、休みも無いですし。 ── 業務はどんなことをされていたんですか? 西原:うちの会社自体は車の部品関係の会社だったんで、僕がいた部署は出来上がった部品を量っていくみたいな。良品か不良品か。 ── そんな生活されてるとプロになってからの移動とかも苦じゃないんじゃないですか? 西原:移動で朝早かったりしても僕は全然苦じゃないです。いつも平日5時半ぐらいに起きてたんで。 ── 広島FM「DO THE CARP」(26日放送)より |
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