平成ラヂオバラエティ ごぜん様さま (RCCラジオ) |
安仁屋さんをスカウト ── 安仁屋さんと平山さんは運命的な出会いというか、あるんですよね? 安仁屋:僕は平山さんがカープにいなかったら、今の僕はないですね。 安仁屋:当時は沖縄に来るにはパスポートが必要だったんです。 安仁屋:平山さんはまだ現役(の選手)だったけど、パスポートを持っとって、だから「すぐいけーっ」てことで、会社から命令で僕をスカウトに来てくれたんですよね。 安仁屋さんの印象 ── 初めて安仁屋さんにお会いした時、どんな印象をお持ちでした? 平山:変な男だと思ったですよ。 平山:一番記憶に残っているのはね、お母さんとお父さんが本当に優しい良い人だったですよ。 平山:沖縄に行くのは初めてでしょ?だから沖縄の人の生活を見てね、本当に喜んどったですよ。 ── スカウトに行かれて安仁屋さんが入団されましたけども、最初から良い選手だなと? 平山:そりゃそうですよ。 ── スカウトしてきて大正解? 平山:いや、これ見たらね。そうもないですよ。 安仁屋:(笑) 平山:相変わらずね、しかし変わってないわ。昔から一緒ですよ。 ── どんなところが変わってないですか? 平山:全部。 安仁屋:でも入団したときはね、56キロしか体重なかったから。だから平山さんも最初は不安持ってたと思うんですよ。 平山:へへへ。 安仁屋:白石(監督)さんには「お前本当に野球やっとったんか?」って言われましたから。 スカウト時の注目点 ── 外国人選手を広島にスカウトする時にどういった点をご覧になりますか? 平山:やっぱり野球を好きな人です。 ── シンプルなんですね。 平山:そうじゃないとね、アメリカでも色んな人がいますからね。広島に合う人だったら、野球が好きな人ですね。 ── 野球が好きじゃない人もいるんですね。 平山:お金だけ、そればっかりですよ。 安仁屋:まずは性格からということですよね。 平山:性格がね、一番大切だったね。 選手時代の苦労話 ── 選手としての現役時代の苦労話などがあったら教えてください。 平山:だいぶ昔ですからね。よう忘れるわ。 平山:僕はね、最初に日本に来た時ね。広島弁がね。全国の言葉と思ったんですよ。ほうじゃけね、初めの年はアメリカに帰らずに日本中歩き回ったんですよ。 平山:それでね、僕の親父がね。熊本だったんですよ。熊本行ってね、親戚のとこに行ったらね。全然分からない。 ── 方言が違いますからね。 平山:全然違うから「ありゃあおかしいなぁ」って。 最後に ── 最後に平山さんから今のカープの選手に対して、あるいは広島のカープファンの皆さんにメッセージがありましたら、よろしくお願いします。 平山:カープファンに対してね。頑張って、球団を時々押してくれということですよ。良いTEAM持ってますからね。外人の選手も活躍してるしね。 平山:だから頑張ってくださいということですよ。 ── 嬉しいですね。 安仁屋:ほんとですよ。これが一番のありがたい言葉ですよ。 ── 今後も、遠くアメリカから少し気にかけてカープを見守っていただけたら嬉しいです。 平山:こちらこそ本当にありがとう。 安仁屋:いつまでも元気でいて、毎年毎年ね、広島に来て欲しいですね。 ── そうですね。また機会がありましたら。 安仁屋:今年は特にね、優勝すると思いますから。ぜひ平山さん招待したいですね。 ── 今日はありがとうございました。 平山:こちらこそアリガトゴザイマス。 ── 今日はカープ伝説の選手であり、スカウトでもあったフィーバー平山さんをお迎えしました。 ── RCCラジオ「平成ラヂオバラエティ ごぜん様さま 安仁屋宗八の直球勝負」(28日放送)より |
前編 |
安芸の者がゆく@カープ情報ブログ
プロ野球・広島東洋カープに関連した情報等をお届けする個人ブログ。速報・話題・予想先発・2軍情報など