カープ快進撃の立役者 主砲・エルドレッド |
開幕から快進撃を続けるカープ。中でもノリに乗っているのが来日3年目を迎えたエルドレッド選手です。ここまで打率.391、6本塁打、14打点と大暴れ。 エル:何よりチームがいい状態で、僅差のゲームで勝っているので、自分自身もそこに貢献できていて非常にいい状態だと思う。 選球 好調を続ける理由の一つが球の見極めです。今月5日の横浜戦、1打席目の四球に解説の池谷さんは…。 池谷:昨年のエルドレッドとは大きな違いですね。昨年までだったら強引にスイングにいってますね。 昨シーズンまで苦しんできた外角の変化球の見極め。今シーズンはその球に対してバットが止まるシーンが増えています。 さらに今シーズンのバットコントロール。今月8日の巨人戦、第1打席で内角のボールをレフト前ヒット、長い腕をうまく畳む巧みな打撃を見せると、続く第2打席では外角の変化球を捉えてタイムリー。両サイドに対してしっかりとしてスイングを見せました。 エル:しっかりと集中して長く球を見ることを心掛けている。そうすることで、外角の球をしっかり見極められるし、内角の球に反応できる。 エル:外角のボール球に手を出さないとことが好調につながっている。 全力疾走 チームにとって頼り甲斐のあるバッティング。しかし、エルドレッド選手の魅力はそれだけではありません。内野への当たりでは一塁まで全力疾走。チームの勝利の為に体を張る熱いスピリットを持っています。 そして守備でも、その大きな体を揺らし全力でプレーする姿を見せています。 エル:体が大きいので、外野の守備でみなさんを何度も驚かすと思う。とにかく守備にも全力で取り組んで取れる球は取りたい。 献身的な姿勢 チームの勝利の為に、いつ何時も全力を尽くす献身的な姿勢。そんなエルドレッドの人柄を通訳の西村さんに聞いてみました。 西村:明るくてチームメイトに好かれる非常にいい性格をしています。 練習時間では他の外国人選手にいつも積極的に声を掛けるエルドレッド選手。 日本人選手にも自然に溶け込み、チームにも良いムードを作っています。 エル:他の外国人選手をリラックスさせたり、楽しい雰囲気で練習や試合をしたいので、チームメイトにもそう思ってほしくて、色んな事をしている。 気は優しくて力持ち。まさにそんな言葉を連想させるエルドレッド選手。23年ぶりの優勝へ、献身的なプレーを続ける助っ人の活躍が、チーム躍進のカギを握っています。 エル:シーズンを通して1日1打点、もしくは1得点すれば、おのずと100打点という数字は達成できるので、それが目標です。チームとしては去年クライマックスシリーズという舞台で戦えたので、さらにその上を目指していきたい。 ── 広島テレビ「進め!スポーツ元気丸」(20日放送)より |
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