カープに新風おこす! ドラ3田中 |
大きな声を出し、ハツラツとした動きを見せるルーキー・田中広輔選手。初めてのキャンプに臆することなく汗と泥にまみれています。 田中:自分の思い描いたとおりに今は来ているのかなと思います。 キャンプ初の紅白戦で2番に入った田中選手は初回、送りバントをノーサインで決め先制点に繋げます。さらに次の打席ではヒットで出塁、追加点を呼び込みます。 12日の紅白戦も第1打席にヒットを放ち、先制のチャンスを広げた田中選手。実戦での評価は高まるばかりです。一体どんなプレーヤーなのか、自己分析してもらいました。 自己分析 田中:派手さはないんですけど、状況判断ですとか、ゲームの流れを読みながらプレイをするプレイスタイルかなとは思います。 派手さはないが、基本を大事に守り続けているという田中選手を首脳陣も高く評価。13日には田中選手の沖縄帯同を早々と決めました。 <木曜日・田中の沖縄帯同を野村監督が明言> プロ1年目。しかし、大学から社会人を経て今年25歳になる田中選手は他の選手達に遅れをとるわけにはいきません。 アピールポイント 田中:守備の正確性というか、安定感というのは練習をしていてもヒケをとらないなと感じてます。 田中選手の加入が若鯉、特に内野手達の刺激となり、良い競争が生まれています。 安部友裕:同級生、田中も入ってきましたし、チャンスはどんどん少なくなって限られていくので、その中でしっかりチャンスをモノにしたい。 鈴木誠也:レギュラーになりたいって思いがあるんで、みんなライバルだと思ってやってます。 もちろん、田中選手も負けるつもりはありません。プロとして生き残る為にバッティングで改良したポイントがあります。 田中:クロスステップ、踏み込んで打つタイプだったので、プロに入ると良い投手はどんどんインコースを攻めてくるというのもあって、今はスクエアスタンスを意識してやってます。 アマチュア時代は踏み込んでいた足を真っ直ぐに出すことでボールが見やすくなり、インコースの球にもスムーズがバットに出るようにとステップを変更しました。 慣れていないというこの足の使い方、試行錯誤を繰り返しながら取り組んでいます。 大事にしている言葉 向上する為に貪欲な田中選手。大事にしている言葉があります。 田中:「It's up to you.」という英語の言葉があるんですけど、意味は「それは君次第だよ」っていう。 やるのもやらないのも自分次第、やるからにはどんな練習にもしっかりと意識して取り組むようになったといいます。 そして昨日、目標とする先輩である梵英心選手が一軍に合流。初めて同じグラウンドで練習する田中選手と梵選手。アドバイスを受ける場面もありました。 <梵選手にアドバイスを受ける田中選手> 田中:一つでも多く、良いところを盗んで自分のプレーの成長に生かせていけたらいいなとは思います。 これからどんな選手になっていくのか、「It's up to you.」それは君次第!田中広輔選手のプロ野球人生は始まったばかりです。 ── 広島テレビ「進め!スポーツ元気丸」(16日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
安芸の者がゆく@カープ情報ブログ
プロ野球・広島東洋カープに関連した情報等をお届けする個人ブログ。速報・話題・予想先発・2軍情報など