── 永川勝浩投手にスタジオに来ていただきました。よろしくお願いします。 永川:よろしくお願いします。 ── 今日はキャンプが始まって11日目ということなんですが、ここまでの調整というのはいかがですか? 永川:寒い日が続いてるんですけど、順調にきてると思います。 ── 先ほど打ち合わせの最中にお伺いしたんですが、昨日はスピードスケートをご覧になったと。 永川:夜ですね。はい。 ── 刺激になる部分とかありましたか? 永川:あの太ももすごいなと思って、作り上げたいなと。 ── あの太ももの域に行くにはかなりの鍛錬が必要だと思うんですが。そういった中で、今のチームの雰囲気、ご自身の雰囲気というのはいかがですか? 永川:チームの雰囲気は、首脳陣もそんなにピリピリしてないです。あまり野手の練習を見ることもないんですけど、投手は良い雰囲気でみんな練習できてると思います。 ── ご自身も投手陣を牽引する中で、そういった雰囲気作りというのはいかがですか? 永川:亜細亜(大学)の後輩(岩本貴裕、岩見優輝、九里亜蓮)も多いので思った事は伝えてますし、みんなで頑張れたらなと思ってます。 ── 新人・ルーキー3投手がフリー打撃に登板ということだったんですけが、永川投手はルーキーイヤーを思い出して、フリー打撃に登板するというのはかなり緊張するんですか? 永川:僕はちよっとフリー打撃は覚えてないんですけど、その当時は(緊張)したと思います。 ── さきほど伺ったら紅白戦の事はよく覚えている? 永川:普通の勝負はそこが初めてだったので、そこは少しは覚えてます。 ── 緊張の中で、ルーキー3投手が投げたということなんですが。
── さぁ、ここから永川投手の色んなお話についてお伺いしていきたいと思います。 ── 今キャンプのテーマなんですけど、どのあたりを置いてますか? 永川:やはり、真っ直ぐを磨きたいというのがあって、そこを中心にやってるつもりです。 ── 真っ直ぐをさらに意識する、そういったところでどういった練習に励んでらっしゃいますか? 永川:ランニングの時から色々と体の事を考えながら走ったり、あとはコントロールをもうちょっと良くしたいなと。 ── ここまでさきほど順調に来ているということだったんですが、キャンプに入る前のイメージと実際に入ってからの練習の具合、体調なども含めて、そのあたりの比べてのイメージというのはいかがですか? 永川:練習はある程度、厳しいものになってますけど、特にかわりなく順調に出来てるんじゃないかなと。
── まさに順調なキャンプを過ごしているという永川投手なんですが、今日キャッチボールとブルペンの様子をですね、見られていた畝ピッチングコーチに、永川投手についてお話を伺いました。 畝:グローブの使い方を気にしている。もともとグローブグローブの手を気にしていなかった選手だから左手をうまく使って投球できるようにフォームを作っています。 ── 畝ピッチングコーチはですね、左手のグローブの使い方ということに意識をしているということだったんですが、なぜここを意識しようと思われたんですか? 永川:今までは左手のグローブをあまり使ってなかったので、そこを使えると一段階上がれるかなと考えて、色々ピッチングコーチと話し合いながらやってます。 ── それは畝ピッチングコーチからの指摘があったということですか? 永川:それは昨年から、畝さんからはスコアラー時代から言われてたんで、そういうのも含めてこれからやっていきたいなと。 ── まだ短期間ではあるんですが、そのあたりの手応えは? 永川:だんだん違和感がなくなってきたかなと。いうぐらいの感覚ですね。 ── まだちょっと違和感があるかなと? 永川:球がバラつくことがあるので、そこには気をつけながらやれたいなと。
── 永川投手といいますと、昨シーズン終盤からですね、クライマックスシリーズにかけてチームを牽引されたわけなんですけどが、ご自身にとって改めて昨シーズンというのはいかがでしたか? 永川:ケガから始まってしまったので、あまり良いシーズンとはいえないですけど、最後の方に今年に繋がるものは出たと思うので、それを引き続きやっていけたらいいなと思います。 ── そういった一軍の舞台で投げることよって、掴んだ手応えもあるかと思うんですけど、そのあたりはいかがですか? 永川:ある程度、スライダーも通用しますし、普通のピッチングが出来たらある程度は通用すると思うので、もう少し簡単にすべてが通用できるように色んな球種を伸ばしていきたいなと思います。 ── スライダーという武器が一つ加わったということなんですが、一方で契約更改のあとに、少しスライダーに頼りすぎたなという話もされていましたが、そのあたりが今後の課題になってくるんですか? 永川:スライダーは今のブルペンでもある程度出来てるので、あとはまっすぐとフォークをもうちょっと精度を上げたいなと。
── 永川投手もブロ12年目ということなんですが、やはり年々気持ちの変化ですとか、体の変化、そういうのは感じてますか? 永川:体の変化はあるんでしょうけど、あまり感じないように練習できることはやりたいなと思いますから、あとはケガだけには気をつけてやってます。 ── キャンプの過ごし方自体も、年々かわってはきているんですね? 永川:あまり夜、お酒を飲まなくなりました(笑)
── そのあたりはしっかりと自制しながら、キャンプを過ごしてらっしゃるということなんですが、投手陣全体を見ますと、横山投手がいて、久本投手がいて、上から3番目に永川投手がいるという感じなんですが、そのあたりで意識されていることはありますか? 永川:いや、上の人が二人いるので、僕は気楽にやれてますし、久本さんなんかは特に野球大好きな人なんで、よく練習されているところを若い子が見てると思いますし、良い見本になってるんじやないですかね。 ── 一方で若い投手、ルーキーも3投手加わりましたが、そういった若い投手から刺激を受けるということもあるんですか? 永川:ありますよ。もちろん。若い投手も良い投げ方してる子は良い投げ方してますから、そういうのは僕らも見て勉強するところはあると思います。 ── 投手陣が全体的に若返って、今までの雰囲気と今年の雰囲気とブルペンに関してはいかがですか? 永川:良い雰囲気で若い子もすんなり入ってきてると思うので、自分の力を発揮してほしいなと思います。
── さきほどあまりお酒を飲まなくなったということですが、大学の後輩増えました。一緒に行ったりはしないんですか?食事に。 永川:一度食事だけは行きました。 ── (亜細亜)大学が日本一、新庄高校(母校)もセンバツ決めました。このあたりから刺激を受けたりはしますか? 永川:甲子園が始まる頃にはボクも勝負の時なので、一緒に頑張れたらいいなと思います。
── 最後に永川投手から意気込みをお願いできますか? 永川:もうキャンプも半分ぐらい終わったので、もうそろそろ実戦も入ってきますし、なんとか結果を出して開幕一軍に入ってシーズン頑張れるようにしていきたいなと思います。 ── 広島ホームテレビ「HOME Jステーション第2部」(11日放送)より |
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