新天地で飛躍を! 巨人から移籍・一岡竜司 |
合同自主トレ2日目、巨人から移籍の一岡竜司投手がブルペンで投球練習。新天地のカープで早くも捕手を座らせての投球。はやく自分の事を覚えてもらおうと、この日全球種を投げました。 (ストレート・フォーク・スライダー・カーブ・カットボール、全球種を挨拶代わりに30球) カープの赤いスパイクが間に合わず、巨人時代の黒いスパイクで投げる一岡投手。慌しかった移籍を物語ります。大竹投手の人的補償として移籍が伝えられたのは12月24日、クリスマスイブの事でした。 一岡:巨人で2年間寮にいて、そこから新しい家に家具・家電がそろった時期だったんで、最初は「えっ」と思ったんですけど、プロ野球はこういう世界なんで。 一岡:全然イヤという気持ちもなかったですし、広島に行って頑張ろうという気持ちになりました。 慌しく広島に引越し、必要最低限の荷物の中、持ってきた大切な物が 一岡:プエルトリコの公式球、試合で使ってたやつです。 去年11月、巨人は一岡投手をプエルトリコのウインターリーグに派遣しました。そのプエルトリコでカットボールを覚え、先発で2勝を挙げるなど、巨人の首脳陣も大きな期待を寄せていました。 (右端には広島に在籍していたジオ・アルバラードの姿も) 2011年のドラフト3位で巨人に入団し、2年目の去年は2軍では抑えを任され15セーブ。防御率は1点台を記録しました。最速150キロ右腕にカープは白羽の矢を立てたのです。 1月7日、入団会見を行った一岡投手はすぐに鹿児島に飛び、巨人の杉内投手と自主トレ。大野寮に入ったのは合同自主トレの前日でした。 忙しかった年末年始 一岡:休む暇がなかったというか、肩は1~2週間休めましたけど、精神的に忙しかったなと。 それでも水曜日から始まった合同自主トレに参加。 ── カープナインとの初練習、感想は? 一岡:皆さん、いい人ばかりだったので安心して、少しはカープの一員になれた気がします。 初日を終えて安心したという一岡投手。自分の性格を書いてもらうと。 一岡:「人見知り」 プエルトリコでは人見知りを少し克服。必死でスペイン語を覚え、チームに溶け込んでいったといいます。 一岡:日本の真反対の地域に行って、コミュニケーションをとる技術がついたというか。そういうのをカープでも発揮できればいいなと。 二日目のこの日は練習をこなすうちに徐々にチームメイトとの会話も増え、笑顔も増えていきました。 ── カープの印象は 一岡:去年投げた試合で、満塁からで…カープファンの応援がすごかった。 去年はカープ戦で1試合登板。9月15日、マツダスタジアムでした。この試合、7回に満塁でマウンドに上がった一岡投手。押し出しにタイムリーと4点を奪われました。その時に感じたのは熱いカープファンの応援だったといいます。 一岡:甲子園もすごいけど、マツダもすごいなと思って。逆にもう1回投げたいと思っていたのでちょうどいいというか、次はカープファンが味方になると思ったら、心強いと思いました。 ── カープファンから何と呼ばれたい? 一岡:「イッチー」で。 ── ココを見てほしいというアピールポイントは。 一岡:「直球」です。プロに入ったのも真っすぐがあったからこそ。自分の中では1番自信のある球。 この日のブルペンでも、一番最後はもちろん全力投球のストレート。キャンプ初日からどんどんアピールできるようにと調整を進める一岡投手。3年目、新天地での活躍を誓います。 3年目 新天地で飛躍を 一岡:巨人から移籍して参りました一岡です。今年は1軍の戦力になれるように、カープの優勝に向けて戦力になれるように頑張りますので応援よろしくお願いします。 ── 広島テレビ「進め!スポーツ元気丸」(19日放送)より |
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