佐々岡:魚釣れんから野球の話でもするか。テンション下がっとるけど。 永川:テンション下がってないっすよ。何で佐々岡さんが投手コーチにならないのかっていう話しますか。 佐々岡:去年、どんなシーズンだったかちょっと。 永川:よくなかったですよ全然。半分しかやってないですから。 佐々岡:そう言っても勝負を賭けた年やったんやろ? 永川:そうっすねぇ。 佐々岡:キャンプの時から見ても相当やっとったじゃん。オープン戦から調子よくて、自力で1軍に残って、ここ!よしって思った時に開幕よ。 永川:ケガしましたね。 佐々岡:どうだったあの開幕は?
永川:あれは、ケガしたんですけど投げようかなと思って、でもさすがに指が切れそうだったのでヤバかった。ダメだったですね。 佐々岡:その時の心境、せっかく久々の1軍だったのに。 永川:監督が戦力として考えていない僕が、開幕1軍に残ったのに…自分自身残念だったです。 佐々岡:まぁ、そうやなぁ。 -ケガから不死鳥の如くマウンドに戻ってきた永川投手。2011年10月以来、ファンはその勇姿を待っていました。
-新たに習得したスライダー、切れ味鋭い決め球のフォークも健在、カープ初のクライマックスシリーズに貢献しました。
佐々岡:気持ち的にはどうやった? 永川:気持ち的には次は2軍はないですからね。次落ちたら野球を辞めないといけないから、普通に冷静に頑張るしかない。 -かつてのダイナミックなフォームからモデルチェンジ。制球力を備えたセットアッパーは、29試合に登板して四死球はわずかに5個。抜群の安定感で結果を残しました。 -その前でピンチをしのいだのが、横山竜士投手。糸を引くストレートは健在。今年はプロ入り20年目、円熟した投球術でカープ投手陣を支えます。
佐々岡:永川、横山の二人のベテランの存在。大きかったと思うよ。だけどまだまだ去年の成績では。もう一回ね、わしの気持ちは抑えとしてね。信頼される投手になってほしいし、モデルチェンジができたじゃん。あのモデルチェンジはさすがだったね。お前があれだけスライダー投げれるとは誰も思ってなかったよね。歳を考えればヘナチョコボールだったのが、結構使える。 永川:ちょっと良くなりましたね。スライダーは。 佐々岡:スライダーでストライクも取れるし、空振りも取れるようになったし、投球の幅が広がったよな。またなんか球種を増やそうとかある? 永川:球種を増やそうはないですけど、スライダー去年いっぱい投げてインコースの真っすぐを使えなかったので、右バッターのインコース、ストレートを使いたい。 佐々岡:困った時のスライダーもいいけど、やっぱ真っすぐで取れる、ファウルも取れる、空振り取れるようにね。 永川:それが大事っすよね。 -RCC「瀬戸内釣り物語 カープ釣り好き3兄弟が行く ~エースはオレだ!~」(元日放送)より |
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