前田のヤクルト戦の打率(’90~’05) | .313 |
古田:ボクが一番印象に残ってたのはね。衝撃的なデビューだったプロ初本塁打。 (プロ初本塁打の映像) 前田:これは懐かしいですね。(ギャオス)内藤さんが開幕投手なんですね。 古田:ヤクルトもいかに投手がいなかったかというね。ギャオス。 前田:あの当時は内藤さんはね。 古田:ま、まぁね。そこそこね。 -1991年開幕戦。プロ2年目、1番センターで開幕スタメンに名を連ねた前田はプロ初アーチとなる先頭打者ホームランを、捕手・古田の目の前で打った。 古田:この時は結構衝撃受けましたよ。ボクが捕手やってた、外めの真っすぐ、ちょっと真ん中高めにいっちゃった時にね。あっさり。僕らの感覚でいくとね、前田のイメージがそんな長打狙ってるとは思ってないから、どっちかっていったら1番センターで足の速い、ヒットを打って出るタイプだと思っていたから、軽く行ったらスコンと右中間に軽く放り込まれて、あらあらって感じ。 前田:1番を打つのであれば、1番打者であれば目指すところは違ってたと思いますよ。将来は3番を打ちたいなと思ってたんで。 古田:うんうん、そういうことやな。 前田:その為には長打を打たないと。 古田:僕らもね、前田を抑える為に一生懸命どうするか(考えてた)、勝負するのが早いからね。初球からどんどん打ってくるし、僕らの感覚でいうと外人なんですよ。外人ってそういうところ多いじゃない。初球からガンガン打ってきて長打力もある。スコアラーから上がってくるメモにも「前田は”外人扱い”」 前田:(笑)でもね、古田さん、ここだけの話、僕は最初から早いカウントで勝負する打者ではなかったですよ。それは古田さんのせいでそうなった。 古田:そう? 前田:僕が言おうと思ってたのは、すごい落ちる球でやられてたんですよ。フォークボールって特殊じゃないですか、最初の頃はフォークボールは多投されてなかったんですよ。多少打ち始めると今度はフォークボールを多投されて打てなくて、くるくる回ってたんで、到底打てない。ということで早いカウントで打ちにいかないとヒット性の当たりは無理、ということで一振りで仕留めてやろうといってたんで。 古田:俺は逆で、どんどん打ってくるから最初から勝負球。勝負球で決めに行く前に勝負が決まっちゃうから、はやめはやめに。 (テレビ朝日「Get Sports」13日放送より) |
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