| 球団史上初の3連覇 そして日本一へ |
カープは去年、20代後半の選手が主力として力を発揮すると共に、投手陣では若手が台頭し、2位・タイガースに10ゲームの差をつけて、37年ぶりとなるセ・リーグ連覇を果たしました。   チームは新たなシーズンに向けて、中継ぎタイプの外国人投手を一人獲得しましたが、それ以外に目立った補強は行っておらず、今いる選手がレベルアップし、どれだけチーム力を底上げできるかが、球団史上初のリーグ3連覇と34年ぶりとなる日本一を目指す上でカギを握ります。   そのうち野手では、去年のリーグMVPに輝いた丸選手、田中選手、菊池選手といった同学年の上位打線に加え、去年から4番を任された6年目の鈴木誠也選手の活躍が欠かせません。  また、ドラフト1位で入団したルーキーの中村奨成選手が、プロ1年目でどれだけの成長を見せるかも注目です。  一方の投手陣では、15勝を挙げた薮田投手や、12勝の岡田投手といった若い投手が安定した成績を続けて残せるかがポイントとなります。  ── NHK広島放送局「ニュース」（4日放送）より |