| 合同トライアウト 現役希望の51人が挑戦 |
各球団を戦力外となり、新たな選手契約を掴むためのアピールの舞台「12球団合同トライアウト」  このトライアウトは、毎年全国の球場で持ち回りで開かれており、今回はマツダスタジアムで初めて実施。現役続行を希望する51選手が参加しました。  まずシート打撃では、選手が26のグループに分かれて各ポジションにつき、カウント1ボール1ストライクから始まります。  各球団のスカウトが見守る中、選手は長所をアピールしようと必死にプレーしていました。  注目は最終年俸が5500万円、復活を誓う元ソフトバンクの大隣憲司投手。  打者4人を相手に2つの三振を奪う投球でアピール。   そして、カープからFA宣言後、ライオンズでプレーした木村昇吾選手はタイムリー2ベースを放ちました。    木村昇吾：おぉー誠也。  鈴木誠也：見てました。  木村昇吾：ありがとう。体でかいな。  ── カープファンの声援はどうでしたか？ 木村昇吾：いっぱい応援して頂いたので、ありがたかったです。  カープからは中村亘佑選手も挑戦。6年間育成で過ごした苦労人は、2本のヒットを放ち、さらに盗塁を刺す強肩をアピールしました。       中村亘佑：広島のユニフォームを着てプレーをするのは最後なので、意地を見せてやろうという気持ちでした。  189センチと球界最高身長捕手の多田大輔選手は、ファールフライを落球するなど残念な結果に。   多田：とりあえずカープのユニフォームを着てマツダスタジアムでやるのはこれが最後なんですけど、いい球場で最後を締めくくらせて頂いたなというのはあります。   一方、地元勢では、県立広島工業から甲子園を沸かせた宇佐美塁大選手が意地の一発。    トライアウトの結果、参加選手に対して興味がある球団は、1週間以内に合格を通知します。  ── RCCテレビ「RCCニュース6」（15日放送）より |
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